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2017年5月12日のブックマーク (2件)

  • 南方熊楠、生誕150周年 日本に実在した「知の妖怪」|好書好日

    自然保護運動の先駆者でもある博物学者、南方熊楠(1867~1941年)=南方熊楠顕彰館提供 最近、「ミナカタクマグスとかいう人は、なんでもエコロジーを最初に唱えたお方らしいが、この熊楠さんとはどんな人?」と興味をもつ読者が多くなった。 実際、南方熊楠の学問的業績は、あまりに広大すぎて偉さの度合いがよくわからなかった。むしろ、当初はその捉えどころのなさが熊楠への関心を呼んだ一因だった。 しかし、熊楠生誕150周年にあたる年、事態は変化しつつあるようだ。和歌山県白浜町の南方熊楠記念館に快適な展示ホールが増設され、従来以上におもしろい熊楠の人間性と仕事の紹介が始まった。一方、専門研究の場である同県田辺市の南方熊楠顕彰館では、未整理だった原稿類や英語論文の公開がすすみ、それを基にした新研究が盛り上がっている。 その勢いは出版界にも及んでおり、近著の松居竜五『南方熊楠 複眼の学問構想』(慶応義塾大

    南方熊楠、生誕150周年 日本に実在した「知の妖怪」|好書好日
    ryuji108it
    ryuji108it 2017/05/12
    気になる人。
  • 『タンパク質の一生』はスゴ本

    物質がいかに生物になるか、その精妙なプロセスを垣間見ることができるスゴ。 ヒトの体には、60兆個の細胞があり、それぞれ80億個のタンパク質を持っているという。書は、細胞というミクロコスモスで繰り広げられるタンパク質の、誕生から死までを追いかけると共に、品質管理や輸送のメカニズム、プリオン病やアルツハイマー病といった構造異変による病態を紹介する。今までバラバラだった知識がつながるとともに、既知で未知を理解することができて嬉しくなる。 いちばん大きな収穫は、DNAの遺伝情報から複雑なタンパク質ができあがる仕組みを知ることができたことだ。タンパク質を構成する要素は、アミノ酸だ。アミノ酸は、アミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持った化合物で、わずか20種類でタンパク質を構成している。 では、どうやってアミノ酸を並べることで複雑な機能を持つタンパク質ができあがるか? 書を読むま

    『タンパク質の一生』はスゴ本
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    ryuji108it 2017/05/12
    気になる。