東日本大震災からまもなく8年となるのを前に、NHKが岩手・宮城・福島の被災者にアンケートを行ったところ、復興は進んでいないと感じている人が6割余りにのぼりました。特に、地域の経済について、復興を実感していない人が多く、産業の再建が課題となっています。 この中で、震災前に暮らしていた地域の復興の状況をどう感じるか尋ねたところ、「まったく進んでいない」が8.6%、「思ったよりも遅れている」が54.5%と、合わせて63.1%にのぼりました。 一方、「思ったよりも進んでいる」が27.4%、「復興は完了した」が2.6%でした。 分野別では、「道路や鉄道などの交通インフラ」の復興について、「実感がある」と「やや実感がある」が合わせて49.4%にのぼった一方で、「地域経済」の復興については、「実感がある」と「やや実感がある」は合わせて13.5%にとどまり、「実感がない」と「あまり実感がない」が合わせて4
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