性交渉に同意した記録を残す「性的同意アプリ」として8月中旬に発表されたスマートフォンアプリ「キロク」について、開発会社は配信を延期すると23日に発表した。セキュリティの強化や、同意を強制された場合の救済機能を追加するためとしている。 キロクは、7月に改正された刑法で「不同意性交等罪」などが新設されたことを受け、同意の上で性交したことを証明する「性的同意書」の代わりを目指したアプリ。スマートフォンの位置情報をオンにしてアプリ画面のQRコードを相手の端末で読み取らせ、「同意」ボタンを押してもらうことで双方のアプリに記録が残る仕組みだ。 しかし開発会社によると、発表後に予想を大きく上回る反響と意見が寄せられたという。例えば性交渉の記録など情報の漏えいを懸念する声、脅して強制的に同意ボタンを押させる可能性を指摘する声などもあった。 このため当初25日を予定していたリリース日を「年内公開」に延期。併
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