暇空茜さんが「ナニカグループ」とか言い始めた時は、ヒェッてなって、しばらく追うの躊躇うくらいにキショかったが、その後も追った結果、なるほど、あれか、とわかってきた。 なので、たぶん、あれはある。 が、そんな緻密な陰謀とかそういう話ではない。 厚生労働に限らず、中央省庁で行政やってたら、どうやっても既存の施策の手が届かない社会の不全に気がつき、何とかしなくちゃと思うことがある。が、既存の団体はもう手一杯でとても間に合わないし、基盤が民間にあると算盤あわなくて乗り出してきてくれない、というような極まってる局面に出くわす。 これを共に見てしまって、意気投合してしまった官僚と社会福祉家とは「なんか新しい団体が必要だ」となり、社会福祉家は思いきってリスクとって新しい団体をつくるのである。それに対して、思いを同じくするカウンターパートがリスクとってくれたのだから、なるべくそこに付けられるような事業をつ