「きかんしゃトーマスのソドー島を全駅再現」 今年1月、プラレールで「きかんしゃトーマスのソドー島を全駅再現」。松岡さんのSNSの投稿は話題沸騰でした。 数百話以上のトーマス作品を繰り返し見て、島の路線図と、分岐や転車台も書き込んだ細かい配線図を忠実に書き起こす。それをプラレール約1万パーツと、140の駅のパーツで立体化。架空の「ノースウエスタン鉄道」やトンネル、採石場まですべて再現しました。 さいたま市の公共施設で展示すると、大勢の親子連れやファンが詰めかけました。 「自分にサラリーマンはつとまらない」 もとはサラリーマンだった松岡さん。80社ほど就職試験を受け、2012年春に大学を卒業、大学職員になりました。 しかし、仕事の後で3時間説教されるなど「パワハラまがい」の環境にあわず、約2週間で退職。福祉やIT業などを転々とし、同年12月に出身大の契約職員になります。入試書類の確認などを担当