【ハケンという蟻地獄】 非正規労働者ら(主催:全国ユニオン)が1日、都内の繁華街で労働条件の改善を訴えた。一人でも入れる労働組合である全国ユニオンは、大組織の「連合」とは別個にメーデーを開いている。製造業への派遣が解禁された2004年の前年から開催し、今年で8回目となった。 「ハケン切り」で社会問題になった派遣労働をめぐっては、政権交代により「労働者派遣法」が抜本改正されることになった。仕事がある時だけ雇用される「登録型派遣」や「製造業(メーカー)への労働者派遣」の原則禁止である。 ところが原則禁止とはいえ実施時期は法令の公布から3~5年の猶予期間がある。さらに改正法案では「常時雇用する労働者でない者については、労働者派遣を行ってはならない」とされているが、常時雇用の定義があいまいなため事実上は有期雇用となる。「派遣先で違法行為、脱法行為があった場合は直接雇用が義務付けられる」が、派遣元の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く