2009.06.22 「銀座は私の庭」と勝手に思ってやまないほど、筆者のこよなく愛する銀座。なぜか銀座に足を踏み入れただけで、一流の仲間入りをしていると思えてしまう、まさに銀座は日本の最高級街と呼んでもいいでしょう。「銀座は一流と思いたい二流の人間が集う街」――、ある物語で、六本木でNo.1ホステスだった女性がこのような台詞を口にしていました。筆者にとっては痛いところを突かれた台詞ですが、いち銀座ファンとしては聞き捨てなりません。 では実際、銀座・六本木にはどのような人々が集い、どんな違いがあるのか、分析してみましょう。街に来ている人々を分析できるツール、「首都圏センサス」で追ってみたいと思います。 世帯を持つ中高年層が集う銀座エリア、若い単身者やカップルの街・六本木エリア まず銀座・有楽町・日比谷(以下銀座エリア)と六本木エリアに来ている人の性年代の分布を見てみましょう。 <グラフ1