IPOの目前、米Facebooのモバイル関連事業の業績予想が下方修正されていた。それに追い討ちをかけるように、Facebookでの広告は「効果が薄い」という理由で、米GMがFacebookでの広告打ち切りを決めたニュースが流れた。ふたを開けてみれば、FacebookのIPOは悲惨な結末を迎えている。 同社のマーク・ザッカーバーグCEOにとって最高の一日となるはずだったその日は、次々と訴訟を起こされ、政府が調査に乗り出すなど、広報と法務が対応に追われる悪夢の始まりとなった。 この一連の流れは、Facebookが抱える深刻な問題を映し出している。つまり、Facebookはデスクトップ分野(デスクトップPCとノートPCのユーザーを含む)では成功を収めたが、モバイルをどうマネタイズし、この分野で収益を上げていくか見当もついていないのだ。しかし、拡大をしているのは、モバイル分野である。 SNSのモバ
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