米司法省は8月25日、米スパム対策(CAN-SPAM)法などに違反して迷惑メールを大量に送信していた人物4人が、アリゾナ州フェニックスの大陪審で起訴されたと発表した。 起訴されたのはジェニファー・クレイソン被告など4人。うち3人はCAN-SPAM法違反、わいせつ物移送、資金洗浄などの罪に問われている。残る1人はCAN-SPAM法違反の罪を認めている。 発表によれば、3被告は個人的な営利目的で共謀してスパム送信ビジネスに従事。ここから送られたものとされる電子メールに関連してAmerica Online(AOL)には昨年1月30日から6月9日までの間に60万件以上の苦情が寄せられた。迷惑メールを受け取ったユーザーの数は推定で数千万人に上ると見られる。スパム情報収集の非営利組織Spamhausが作成しているリストでも、世界の大規模スパム業者200社に数えられていた。 スパムメールはコミッション稼
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