2015年1月14日にカリフォルニア州沖で行われたF35A試作機「AF-02」とF-16D Block 40の模擬空中戦の際に、F-35AがF-16Dにボロカスに負けたとのテストパイロットの手記が出回っています。 F-35Aは外部搭載物のないクリーン状態で、F-16Dは増加燃料タンクを搭載していました。F-35AがガンでF-16Dを捉えようとするとF-16Dは容易に回避することができ、逆にF-16Dのガンに対してF-35Aは回避することが困難でした。テストパイロットはピッチレートの不足と経過時間とともにエネルギーが減少すること、迎え角(AOA)20度から26度の領域での運動性が良好でないことを報告しています。 また、F-35A用のヘルメットが大きいため、パイロットが後方確認できず背後に迫るF-16Dを発見できなかったとの報告もあり、莫大な予算を使って開発中の戦闘機が、40年前に開発された戦