アデリーペンギン(Pygoscelis adeliae)は、鳥綱ペンギン目ペンギン科アデリーペンギン属に分類される鳥類。中型のペンギン。南極大陸で繁殖するペンギンはこの種とコウテイペンギンのみである[4]。 種名は、1840年に南極に上陸したフランス人探検家デュモン・デュルヴィルの妻・アデリー (Adélie) への献名で、彼が上陸した場所はアデリーランドと名付けられ、そこで発見された本種にもアデリーの名が付けられた。 分布[編集] 南極大陸周辺[3] アデリーランドやヴィクトリアランド・ウィルクスランド・マック・ロバートソン・ランド・アデア岬・クロージア岬・ロイズ岬・南極半島(グレアムランド、パーマーランド、ホープ湾)・サウス・シェトランド諸島などで繁殖し、サウス・オークニー諸島やサウス・サンドウィッチ諸島などでも繁殖する[2]。ペンギン類で南極半島より南で繁殖する種は本種(最南でロイズ