ブックマーク / ito-mind.com (418)

  • 『鬼滅の刃 無限列車編』観る前に3分で予習する

    『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』 この記事は『鬼滅の刃』のアニメを観ていなくて、コミックも読んでいないけれど、劇場版を観る予定だという人のために書きました。 3分程度で読み通せる、必要最低限の予備知識をこの記事にまとめてみました。 何も知らない状態に比べれば、劇場版を数倍楽しめるようになるので、ぜひ目を通しておいてください。 鬼の暗躍する日が舞台 鬼滅の刃の舞台は架空の大正時代で、「鬼」と呼ばれる人を喰う怪物が、人間にまぎれて生息していました。 鬼は、腕などを切り落としても再生するなど生命力が高いものの、日光に当たると焼け死んでしまいます。 和風のヴァンパイアのようなイメージです。 そんな鬼を狩る「鬼殺隊」という部隊が、秘密裏に組織されています。 鬼殺隊のなかでも最強クラスに位置するのが「柱」と呼ばれる数人です。 炭治郎と妹・禰豆子 作の主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、自

    『鬼滅の刃 無限列車編』観る前に3分で予習する
    s-johnny
    s-johnny 2021/09/11
  • 古賀史健著『文章講義』要約#14「転」を先にもってくる構成

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 読者に「これは他人事ではないぞ」と思わせるのことで、自分の文章に引き込むことができます。 そのために「仮説を立てて読者とともに検証する」という方法があります。 要するに「自分の考えを先にもってきて、それについて一緒に考えよう」という構成にするのです。 その構成は起承転結ならぬ「起転承結」であり、早い段階で読者に「なんだと?」と思わせます。 そして、理路整然とした正しい文だけでなく、あえて「寄り道」を入れることで、読者に自分で考えてもらうスキをつくりましょう。 それぞれについてまとめていきます。 仮説・検証で読者をプレーヤーにする 小説などのフィクションであれば、登場人物の状況や心境などが他人事ではなくなっていき、読者を巻き込んでいけます。 しかしノンフィクションや実務的な文章では、書き手の一方通行になりがちです。 そこに書

    古賀史健著『文章講義』要約#14「転」を先にもってくる構成
    s-johnny
    s-johnny 2021/09/10
  • 『ドS宇宙本』要約#02 人生は、映画やゲームそのもの

    『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』 前回の記事からの続きです。 宇宙さんから「口ぐせ」についての授業を受けた著者コイケ氏は、ルールに沿ってオーダーをしました。 その後に映画を観に行ったとき、自分の人生映画そのものだということを宇宙さんから教わります。 そしてコイケ氏は、自分のこれまでを振り返り、今後のシナリオを設定することで、運命が好転していくのでした。 結果を決めてオーダーをする コイケ氏は望む結果を決めろと宇宙さんに言われ、「借金を返済したい」と答えます。 「返したーい」なら、すでにかなっているじゃないかと宇宙さんから言われ、「返済します」に訂正。 結果なのだから過去形(完了形)にしろ、ということで「返済しました!」と言い換えました。 次に期限を問われたので「10年」と答え、理由を問われたので「幸せになるために」と、コイケ氏は答えます。 ま

    『ドS宇宙本』要約#02 人生は、映画やゲームそのもの
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    s-johnny 2021/09/09
  • 古賀史健著『文章講義』要約#13 どんな文章がなぜ嫌いなのか

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 引き続き「読者の椅子に座る」がテーマです。 ところで、文章の上達法として昔からよく言われているのが「手当たり次第にを読め!」ということ。 著者の古賀氏は、読書にあたってもうひとつの条件を付け加えます。 それは、思いっきり好き嫌いに「とらわれること」です。 特に「この文章、なんか嫌いだな」といった、自分の感情に向き合うことが大切なのです。 なお記事の後半では、読者を引き込む方法について説明していきます。 「嫌い」の感情に注目する いろんなを読み、自分の好き嫌いをはっきりさせることが大事だと述べました。 そうすることで、書き手としての自分がどんな文章を書きたいのか、見えてくるからです。 「とある文豪の書いた、よい文章」などという知識は、自分が好きか嫌いかを判断する上で邪魔になる場合もあります。 絵や音楽のほうが心あたりがあ

    古賀史健著『文章講義』要約#13 どんな文章がなぜ嫌いなのか
    s-johnny
    s-johnny 2021/09/08
  • 『ドS宇宙本』要約#01 宇宙にオーダーする方法

    『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』 書籍名が長いので、勝手に『ドS宇宙』と略して紹介します。 著者の小池浩氏(以下コイケ氏)の体験談がベースとなっていて、すごくわかりやすい上に願望実現の質的な内容がつまっている書籍です。 僕はこののオーディブル版を何度も聴いてますが、朗読する人が上手なのもあり、飽きることがありません。 これこら数回にわたり、ドSの宇宙さんのメッセージをまとめていきます。 「宇宙さん」との出会い 作の主人公でもあるコイケ氏は当時、人生のどん底を味わっていました。 念願のアパレルショップを開いたものの、商品は売れず、借金が2000万円を超えていたのです。 「自己破産するか、死ぬか」まで追いつめられたコイケ氏は、その日もシャワーを浴びながら泣いていました。 そこに「やめないで、やめないで」という心の声のようなものが聞こえます。

    『ドS宇宙本』要約#01 宇宙にオーダーする方法
    s-johnny
    s-johnny 2021/09/07
  • 古賀史健著『文章講義』要約#12 「特定のあの人」に向けて書く

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 引き続き「読者の椅子に座る」がテーマです。 今回は「特定のあの人」に向けて書くことの大切さについて説明していきます。 書き手の多くが、多数派に向けて書こうとするあまりに、誰のための文章なのかわからなくなってしまいがちです。 架空の人間でもかまわないので、具体的な誰かに読ませることを想定したほうが、むしろ「その他の人々」に届きやすくなるのです。 「多数派の罠」にハマらないように この文章を含め、読む人を一括りに「読者」とまとめるのは危険な考え方です。 なぜなら読者は老若男女さまざまで、10人いれば10通りの読み方があるから。 しかし、対象読者を絞りきれないからといって「多数派」に向けて書くというのも、正しいアプローチではありません。 見えやすそうでいて、もっとも顔が見えにくいのが「多数派」だからです。 雑誌に置き換えて考える

    古賀史健著『文章講義』要約#12 「特定のあの人」に向けて書く
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    s-johnny 2021/09/06
  • 古賀史健著『文章講義』要約#11 過去の自分に向けて書く

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 今回からは「読者の椅子に座る」というテーマになります。 文章を書く人は、自分にも読者がいるのだという自覚を持たなくてはいけません。 その椅子に座る、すなわち自分自身がリアルにイメージできる読者というのは、次の2人だけです。 「10年前の自分」と「特定のあの人」です。 今回は主に、10年前(過去)の自分に向けて書く理由などを説明していきます。 あなたにも読者がいる 喫茶店のオーナーは、新しいコーヒー豆を仕入れたら自分で味を確かめると思いますが、その時に実際「お客さんの椅子」に座ってみる人はどのくらいいるでしょうか。 ほとんどいないのではないかと推測できるほどに、椅子やテーブルがガタついている喫茶店が多いものです。 文章についても、お客さんを、つまり「読者」をイメージしながら書いているでしょうか。 読者などというのはプロの小説

    古賀史健著『文章講義』要約#11 過去の自分に向けて書く
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    s-johnny 2021/09/05
  • 古賀史健著『文章講義』要約#10 可視化して構成を考える

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 今回は「面倒くさい細部」の描写によって、リアリティが得られるという話をもう少し掘り下げます。 そして文章構成の「絵コンテ」をつくり、可視化することの大切さについて考えていきます。 また文字量を考えるにあたっても、頭で数えるのではなく、眼で見る習慣をつけることが大切です。 細部の描写によって説得力が生まれる たとえば「コーヒーを飲むと、眠気が覚める」ということは誰でも知っているでしょう。 ここに「カフェインの効果によって」という言葉をはさむと、より具体的になります。 さらに踏み込んで「カフェインが脳内のアデノシン受容体に働きかけるため」と付け加えれば、話のリアリティや説得力がかなり増すのです。 別の例として、大渋滞につかまったことを表現するために「車内でほとんど動けないまま、ミスチルのベスト盤を聴き終えてしまった」と書くのも

    古賀史健著『文章講義』要約#10 可視化して構成を考える
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    s-johnny 2021/09/04
  • 古賀史健著『文章講義』要約#09 マトリョーシカ構造で論理を固める

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 今回は、文章の論理の固め方が主なテーマとなります。 ロシアの民芸品、マトリョーシカ人形の構造が、文章を組み立てる上での参考になります。 つまり、「主張・理由・事実」の3層構造によって、読者に自分の思いを伝えるわけです。 これから順番に詳しく説明していきます。 文章には主張(言いたいこと・メッセージ)が必要 文章を読むとき、読者が必ず考えているのが「この人はなにが言いたいのだろう」ということです。 書き手の言いたいこと、つまりメッセージ性のない文章は、読んでいても面白くありません。 しかし、説明がダラダラと書かれた文章でも、最後に書き手のメッセージの一文があれば、とたんに締まりがよくなるのです。 「主張」が明確になることで、文章全体が読みやすくなります。 とはいえ自分の主張を前面に出しすぎると、「俺が俺が」感が強くなって「読

    古賀史健著『文章講義』要約#09 マトリョーシカ構造で論理を固める
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    s-johnny 2021/09/03
  • 古賀史健著『文章講義』要約#08 導入部分は映画の予告編にならう

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 今回も文章構成についての話です。 著者の古賀氏は、文章構成を映像表現やカメラワークにたとえて、わかりやすく説明してくれます。 特に導入部分、ブログ記事でいえばまさにこのリード文の部分は、映画の予告編が大いに参考になります。 ここまで読んでつまらなければ、読者はこの先を読まずに別のページに飛んでしまうのです。 日常文だからこそ導入が大切 前回で「起承転結」や「序論・論・結論」の話をしました。 でもそれは小説や、長い論文でしか使われない枠組みだから、日常文ではあまり関係ないのではないかと思う人もいるかもしれません。 (ちなみに日常文とは、原稿用紙5枚すなわち2000文字以下に収まるコンパクトな文章を指します。僕のブログ1記事もほぼ日常文) 日常文は構成などを気にせず、どんな順番で書いてもよいのでしょうか? その答えは大きくは

    古賀史健著『文章講義』要約#08 導入部分は映画の予告編にならう
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    s-johnny 2021/09/02
  • 古賀史健著『文章講義』要約#07 文章構成はカメラワークを意識する

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 音読によって文章の聴覚的リズムを確認でき、断定によって文章に切れ味が生まれるという話をしました。 今回からは、これまであまり触れなかった「論理展開」について掘り下げていきます。 論理展開といわれると難しく感じるかもしれませんが、要するに「文章構成」のことだと考えてください。 文章の個性や面白さを決めるのは、構成です。 文章構成に客観的な正解はない たとえば新作映画の紹介にあたって、映画監督に取材したとします。 映画監督は10人のライター達に、それぞれのインタビュー時、だいたい同じことを言いました。 でも出来上がる原稿は、ライターによってまるで違ったものになるはずです。 なぜなら、それぞれの書き手によって、選ぶ言葉や話を進める順番など、構成が変わるからです。 ここに客観的な正解はありません。ベターはあっても、ベストはないので

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    s-johnny 2021/09/01
  • 古賀史健著『文章講義』要約#06 音読による確認は万能

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 視覚的リズムを整えることについて一通り語ってきました。 今回のテーマとなる聴覚的リズムは、実質的には「音読したときのリズム」となります。 文章に関するあらゆるアドバイスが「音読すればオッケー」となってしまうくらい、音読は万能なのです。 なお記事の後半では「断定」の大切さについて説明します。 好きなを音読すると新たな発見がある 黙読という行為が受動的になりやすいのに対して、音読は能動的に行われるものです。 他人の書いた文章を音読することは、「自分のリズム」との違いを意識することになります。 その結果として、黙読しただけのときよりも新鮮さを感じ、新たな気づきを得ることも多いのです。 なので自分の好きなや、面白いと思える文章があったら、ぜひ音読してみることをおすすめします。 読点の位置を確認しながら音読する 自分で書いた文

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    s-johnny 2021/08/31
  • 古賀史健著『文章講義』要約#05 文章の「圧迫感」を減らす工夫

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 読みやすく、リズミカルな文章をつくるためには「句読点の打ち方」「改行のタイミング」「漢字とひらがなのバランス」を考えることが大切です。 以下、それぞれについて紹介していきます。 なおそれぞれに共通しているキーワードは「圧迫感の解消」です。 句読点は「1行にひとつ」 著者の古賀氏は、自身を「句読点の多い書き手」といっています。 というのも「1行の間に必ず句読点をひとつは入れる」というルールを、自身で設定しているとのこと。 これは1行40文字前後の、縦書きの書籍を基準にしてはいるものの、ブログ記事などにおいても大いに参考になります。 もし句読点が入らない場合は、カッコを入れるようにします。 そうすることで、視覚的にも聴覚的にも文章がリズミカルになるのです。 (ちなみにこの記事はスマホで読む人が多いと想定しているので、1行だいた

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    s-johnny 2021/08/30
  • 古賀史健著『文章講義』要約#04 目指すべきは美文ではなく正文

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 文体の正体は「リズム」であり、リズムを決定づけているのは「論理展開」です。 そして論理的な整合性は「接続詞」によって保たれるということを、前回の記事で説明しました。 ここで、まだなんとなく腑に落ちない読者に向かって、著者の古賀氏は「美しい文章」など目指さなくていいんだよと言ってくれるのです。 美しさよりも正しさが大事 文章来の目的は「伝えること」なので、美しさよりも「正しさ」のほうが大事です。 また「美」という概念はどこまでも主観的であり、どんな表現を美しいと感じるかは人によって異なるものです。 なので美しさを意識しすぎると独りよがりな文章になり、結果として支離滅裂な内容になりがちです。 一方で「正しさ」を意識することは、客観的な目線を意識することにつながります。 別に、無個性で画一的な「正解文」を目指せといっているわけ

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    s-johnny 2021/08/29
  • 古賀史健著『文章講義』要約#02 考えるために書く

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 前回の記事からの続きです。 このは、すごく面白いです。 …ではなく、何がどのように面白いのか説明できなければ話になりません。 文章力とは、頭のなかの「ぐるぐる」をうまく翻訳する技術のことです。 伝えたい事が僕にもあるんだ 文章を書こうとする時点で固まる人は、まだ「ぐるぐる」を整理できていない状態です。 自分の気持ちをうまく文章にできない人は、「ぐるぐる」を誤訳してしまっている状態です。 まず自分が「自分という人間の翻訳者なのだ」という意識を持つことが重要なのです。 ミュージシャン奥田民生氏の『CUSTOM』という曲は「伝えたい事が そりゃ僕にだってあるんだ」という一節で始まります。 曲中の「僕」は、頭のなかに駆け巡る有形無形の思いを、歌という形に「翻訳」しました。 僕たちは、誰かに何かを伝えたいから「翻訳」をします。 技術がなくても真心があれば伝わ

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    s-johnny
    s-johnny 2021/08/27
  • 『小説アルケミスト』まとめ記事一覧

    パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。 先日、25記事に渡ってあらすじを書き上げたわけですが、どの記事でどの辺りを説明しているかわかるよう一覧にしておきます。 超面白い小説ではありますが、翻訳の都合なのか、言葉づかいがまどろっこしい部分があるのも事実。 あらすじを書くにあたり、雑なわかりやすい言葉に置き換えたところもたくさんあるので参考にしてください。 記事01〜05 【01】少年が羊飼いになった経緯と、気になる女の子について。 【02】最近よく見るピラミッドの夢を老女に占ってもらった後、広場でセイラムの王と自称する老人に出会います。 【03】セイラムの王メルキゼデックと少年との対話。 【04】少年は旅に出る決意をし、持っていた羊を手放します。 【05】アフリカの地に足を踏み入れたのはいいけど、若者を信用したばかりに有り金全部を盗まれてしまいます。 記事06〜10 【

    『小説アルケミスト』まとめ記事一覧
    s-johnny
    s-johnny 2021/08/26
  • 古賀史健著『文章講義』要約#01 書くことは「翻訳」だ

    『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 『嫌われる勇気』で有名なライター、古賀史建(こがふみたけ)氏による文章講義の書籍を紹介します。 文章の書き方のとしては屈指のわかりやすさと、役に立つ内容を兼ね備えているので、エッセンスをできるだけ伝えていきたいと思います。 複数の記事に渡って少しずつ要約していきます。 「話せるのに書けない」を解消 書は文章をうまくするというよりも「話せるのに書けない!」を解消することを目的としています。 話し言葉と書き言葉には、思っている以上にギャップがあります。 話すことを「テレビ」に例えるなら、書くことは「新聞」です。 新聞はテレビのように顔の表情や身振りなどが道具が使えず、文字だけで勝負するから難しく、技術が必要なのです。 書では著者がライターとして蓄積してきた「話し言葉を書き言葉に変換する」ためのノウハウを紹介していきます。 著者である古賀氏は年間平均

    古賀史健著『文章講義』要約#01 書くことは「翻訳」だ
    s-johnny
    s-johnny 2021/08/25
  • 『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#25(完結編)

    パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。 前回の記事からの続きです。 錬金術師とも別れ、長かった少年の旅ももうすぐ終わります。 今回の記事で物語の最後まで要約します。 1記事目から読みたい方はこちらからどうぞ。 ピラミッドを見つけて感動 少年は自分の心に耳を傾けながら、数時間砂漠を馬で進んでいきました。 彼が砂丘を登ろうとしたとき、彼の心がささやきます。 「あなたが涙を流す場所に気をつけなさい、そこに私がいます。そしてそこにあなたの宝物があります」 そして砂丘を登りきると、月の光と砂漠の輝きに照らされて、荘厳としたピラミッドがそこにありました。 少年はひざまずき、声をあげて泣きます。 これまで自分を導いて王様、商人、イギリス人、錬金術師に会わせてくれた神に感謝しました。 そして、愛は運命の追求を邪魔しはしないと言ってくれた女性と出会えたことに感謝するのでした。 涙の流れ

    『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#25(完結編)
    s-johnny
    s-johnny 2021/08/24
  • 『オクトラ大陸の覇者』#100 Lv100冒険家に勝利

    スクエニのスマホRPG『オクトパストラベラー大陸の覇者』。 前回の記事では、ベヒモスとヴェノムタイガーの両方に対応する編成を考えたことなどについて書きました。 今回は記念すべき100記事目となります。 たまたまではありますが、100にちなんでLv100冒険家を初めて倒したことを中心に書いていきます。 冒険家の相棒のキツネがうざくって大変でした。 レベル100冒険家について 冒険家の情報についておさらいしておきます。 異界の第3層、回復の松明のある場所から右下にある宝箱のあたりが隠し通路が伸びていて、進んでいくと冒険家がいます。 交渉により戦闘ができて、危険度レベル80ですが、この段階で充分に手強いです。 ただしエルヴィスを昇格させていく上でこの冒険家に一度は勝利する必要があります。 その後のおまけとして「さらに聞き出す」を選んだ後、レベル100にパワーアップした冒険家と戦えます。 以前に何

    『オクトラ大陸の覇者』#100 Lv100冒険家に勝利
    s-johnny
    s-johnny 2021/08/23
  • 『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#24

    パウロ・コエーリョ著の小説『アルケミスト 夢を旅した少年』。 前回の記事からの続きです。 軍隊の野営地から解放された錬金術師と少年。 目的地のピラミッドまであともう少しです。 錬金術の実演 二人はまる一日、馬に乗って進み、午後遅くに、コプト人(エジプトのキリスト教信徒)の修道院に行き着きました。 錬金術師はそこの修道士に台所を使わせてくれるように頼んでOKをもらい、妙な作業を開始しました。 台所で火を起こし、修道士からもらった鉛を鉄鍋に入れて溶かします。 錬金術師はそこで例の黄色い玉を少し削って破片を鍋に入れると、溶けていた鉛は赤っぽい色に変わります。 火を止めて、冷ましている間は修道士と世間話をしていました。 冷めた鍋を見て修道士と少年がびっくりしたことに、鍋のなかで固まっていたものは鉛ではなく、金に変わっていたのでした。 金塊を四つに分けてシェアする 錬金術師はこうして(口が達者なだけ

    『小説アルケミスト』あらすじ・要約まとめ#24
    s-johnny
    s-johnny 2021/08/22