ブックマーク / sakutamatengo.hatenablog.com (61)

  • ソロギター用のギター② - 硝子の瞳と猫と

    私のギターは トップ(サウンドホールがある面)が 「シトカ・スプルース」 サイド&バックの使用材が 「ローズウッド」 特徴は 低・高音がよく響き 明瞭な音色が広がる ソロギター用に考えた もう一つのギターも トップは同じだが サイド&バックの使用材が 「マホガニー」 『耐久性に優れ乾燥にも強いので音が狂いにくい 』 相棒とスケール(ネックの長さ)は 変わらないが ネックが薄くて握り易い ボディのくびれが深いので 抱え込み易い 何より弦高が低いので 弾き易い 「易い」の三連発でいい感じ 音を出してみる 「!?」 音色が堅くて 響かない 煌びやな フォスファーブロンズの弦で 余韻が 広がらない 「これが 暖かみのある 優しいマホガニーの音色?」 ローズウッドが [鉄琴]なら マホガニーは[木琴]に思える 解りやすく例えれば そんな感じだ 予想外の音に 私は困惑を隠せなかった 店主の勧める 他の

    ソロギター用のギター② - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/07/27
    ギター買われたのですね。楽しみですね・・🎸 ギターは現在小僧に渡してしまったので、今度取りに行く予定です。
  • ソロギター用のギター① - 硝子の瞳と猫と

    ソロギターが 進まない 自分が思っていた以上に 難しい 私のギターは ずっと弾き語りだった ヴォーカルがメインで ギターはサブ ギターは 伴奏なのだ しかし ソロギターでは 全てをギターで 賄わなければならない 「ソロ・ギター入門」の冒頭は 小学校の音楽の授業みたいに 音符 記号 音楽用語の説明 ようやく出てきた楽譜は イングランド民謡 「グリーンスリーブス」の 始めの四小節だけだった これを毎日30分練習したが 二週間経っても スムーズに弾けなかった 一つは 曲に振られたコード(和音)に捉われて 和音と違う音に 指が直ぐに反応しないから 特に 中指と薬指の動きが鈍く 「私行けます!」と 人差し指が 勝手に先行する混乱ぶり 次に 立ちはだかった障壁は 伴奏を奏でながら 同時にメロディーを弾く事 単純なアルペジオなら 難なく弾けるが メロディーと伴奏のリズムが違うと パニック これは 今も格

    ソロギター用のギター① - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/07/22
    小生も何十年ぶりかギターをやることになりそうで・・💦
  • カミングアウトの先に - 硝子の瞳と猫と

    朝洗面所でドライヤーをかけると 気が付く 生え際の白髪が 目立ち始めた 「そろそろ 髪染めしなくちゃ...」 昨日 風呂上がりの義母の髪を 乾かした ドライヤーで 根元から風を送る 薄い銀色の髪が ほんのわずかに混じるが 89歳の頭皮を覆うのは ふさふさの黒髪 『羨ましいな』 50代から始めた白髪染め 費用と染めの時間は 馬鹿にならないが まだ止める気にはならない 「老けた」自分の顔を見るのも 見られるのも嫌だから 新聞の投稿欄で 思い切って 白髪染めを止めて カミングアウトをした女性の 話を読んだ 何度も美容院に通い ショートカットの 思い描いていた 綺麗なグレイヘアーになり 気分は上々 ある日 遊びに来た4歳の孫が 私の顔を見て 驚いた顔で言った 「おばあちゃん 玉手箱開けちゃったの?」 投稿者が 何と返したのかは 書かれていなかったが お孫さんの 無垢で素直な言葉に笑ってしまった い

    カミングアウトの先に - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/07/14
  • 猛暑を乗り切ろう - 硝子の瞳と猫と

    暑い! 前線が過ぎてから 晴天が続き 気温がぐっと上昇した 『桜の穴だらけの葉は暑さのせいではなく 雨天が続くと発生する[せん孔褐斑病]』 小まめに水分を取る等して 「熱中症」に気を付けるようにと 町内放送でも 注意を呼び掛けていた 『スマホを取りに行く間に終わった 流石は烏の行水』 我が家にはエアコンが無いので 涼しい画像で 暑さをしのぐことにしよう 『雨上がりの朝は靄が立ち上る』 『豪雨の後 獣道から水が流れ出していた』 『露草の青は儚い青』 猛暑の日は 水辺でのんびりが一番良いですね

    猛暑を乗り切ろう - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/07/07
  • イタドリ茶 - 硝子の瞳と猫と

    春山菜の旬が過ぎると 山道で車や人に 出会わなくなって チーと一週間分の変化を感じながら のんびり散歩ができる イタドリの葉っぱに 面白い模様 「病気?」 他の葉を見て 気が付いた 「鳥の糞が落ちた所が変化したようだ」 強いイタドリの葉に ダメージを与えるとは 恐るべし 鳥の糞 『フンが落ちた直後の葉 と 時間が経過した葉』 道路沿いに たくさん生えているのを見ているうち お茶を作ってみようと 思い立つ イタドリの葉を 歩きながら摘んだ 持ち帰った葉を洗って ネットで乾かすこと 一週間 カラカラになった葉を 切ったり揉んだりして 細かくする そのまま煮出したものと 乾燥後 鉄鍋で熱を加えて煮出したもの どちらも味に 違いはなかった 鼻に抜ける 青臭い香り 酸味は全く無いが 飲んだ後に 口内と喉に残る わずかな渋味は アクだろうか 採取後に蒸すという ひと手間を加えたら もっと 味と香りがス

    イタドリ茶 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/05/26
  • 花の女王に会いに行く - 硝子の瞳と猫と

    今年も花盛りの「相原ばら園」に 足を運んだ 平日の木曜日とはいえ この時期は 来園者が多い 今年は「苗」ではなく 「肥料」を多めに 購入予定だったので 早めに家を出て 開園前に到着 無事 店舗近くに駐車できた ばら園は思ったより 人がまばらで ゆっくり花を楽しめた マスクをずらして 鼻を花にくっ付ける クンクン匂いを嗅ぐこと 犬のごとし 立ったり座った 背伸びをしたり 「ダマスク」 「ティー」 「フルーツ」 「ミルラ」 「スパイシー」 香りの種類は多い そして 一番好きな「ブルー」香 存分に香りを 堪能できて幸せ 『1964年作出 紫の薔薇「ブルームーン」 私の好きなブルー香』 ベンチに座って のんびり見上げる 大きなアーチ 薔薇に合わせて配植された 見たことのない花々 『お弁当持参で 半日居たいな』 手入れのされた庭は 居心地が良い しかし 来園者が増え始めたので 庭仕立ての薔薇鑑賞は

    花の女王に会いに行く - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/05/11
  • 人形の顔 - 硝子の瞳と猫と

    リアルなお人形を 気味が悪いと感じる人は多い 「ヒトガタには 魂が宿り易い」 「長年大切にしていたものには 持ち主の念が籠る」 日人独特の考え方のようだが 所有者が慈しめば 何も恐れることなどない 私の手元にある 古いお人形達の多くは オークションサイトから 迎えた 視線がピタリとあった時の表情に 惹かれた娘ばかりで まさに「人形は顔が命」なのだ 髪が伸びたり 動いたりはしないが 屋外に連れ出せば 晴れやかなお顔になり カメラを向けると 微笑んでくれる それは生命を持たない 人形としての表情であり 私の気持ちを 反映しただけかもしれない 先日 ヤフオク!で見掛けた娘は 市松人形らしからぬ 現代的なお顔立ちで 正面の画像を 見つめていると 人と視線を交わしている感覚に 陥る程の 艶かしい表情だった 『凄いな この子』 作者は不明ながら 逸品だと 感心したものの 「生気を感じさせる人形の顔」

    人形の顔 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/04/27
  • 萌える春 - 硝子の瞳と猫と

    4月も中旬に差し掛かり 桜の見頃は 過ぎてしまった 花の短い命を惜しむように 桜の周りで忙しない 蜂の羽音が 聞こえる 新しい命を 育む活動が始まるのは やはり 春が相応しい 『タンポポと菜の花の種』 枯れ木に花を咲かせたのは 花咲か爺さん 枯れ木に新芽を芽吹かせるのは 自然の采配 若芽色 萌黄色 若草色 まるで花が咲いたようだ 常緑樹の濃い緑色との グラデーションが美しい 瑞々しい新芽は 希望に満ちた若人ようで その初々しさが羨ましい 8日の月曜日 出勤途上で 入学式に向かう親子を 見かけた 桜の花が 散り積もった小道を 母親と手をつないで 弾むように歩く 女の子の背には 淡い桜色の ランドセル 横に並んで歩く 幼い妹を抱いた父親が 新1年生の姉に 何やら笑顔で話しかけていた 眩いばかりの 幸せそうな光景に しばし停車して 親子の後ろ姿を 見送っていた 長く慣れ親しんでいるからだけど 新

    萌える春 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/04/14
  • 白ではなく緑だった - 硝子の瞳と猫と

    ここ1~2ヶ月前からだろうか 目の調子が悪いと 思い始めたのは 目視検査という 眼を使う仕事の上に 帰宅してからは 「はてなブログ」等のSNS 三昧 眼を しっかり休めなかったからだろうか 眼鏡のレンズに 僅かな汚れが付いた時のように 左目に 曇りのようなものを感じ始めた 職場の人に話してみると 「それは白内障だよ」と 言う その人は 手術したら よく見えるようになったようで 私が受診予定の眼科は 腕の良い先生と 太鼓判を押してくれた 3月の終わりの木曜日に受診 初めは 視力検査からだった アルファベットの Cみたいな図形を使うやつだ 右目が終了して 左目の検査を始めて 私は 今までの視力検査では 経験したことが無い 異変を感じた それまで示されて 見えていたC状の図形が 検査用の眼鏡レンズの 度数を上げてセットされても 途中から 見えなくなった Cがぼんやりした円形どころか アルファベッ

    白ではなく緑だった - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/04/06
    白内障は直ぐに手術で良くなりますが、緑内障は現状厳しいようですね💦 自分は両👀白内障は手術して良く成りましたが・・
  • 母とは なんと悲しいものか - 硝子の瞳と猫と

    その日 投稿記事の参考にしようと 棚から 一冊のを抜き出した ページをめくっていたら 新聞の切り抜きが 挟んであった 朝日新聞「声」に 掲載されたものだろう 私の目にも バス停からしょんぼりと引き返す 母親の姿が浮かび 切ない話だと 思った 何故この切り抜きが に挟んであったのか 不可解な思いで 再読している途中で はっと 思い出した 「これは私の母のことだ」 父が亡くなった2年後に 同居していた独り身の兄が 亡くなり 80代の母は 一人暮らしになった ご近所の方が 惣菜やお菓子を持って 親戚の方は 取立ての野菜を車に積んで 時折 訪ねて来て下さった 訪問介護をしている 従姉妹は 時間とやる事に 縛りがなく 自由に出来るからと ヘルパー契約を 固辞して 仕事の合間に 母の様子を見に寄ってくれていた 県外に住む私は 月に一度 週末に帰省した 母と丸一日 一緒に過ごす為 必要な買い物以外

    母とは なんと悲しいものか - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/03/30
  • 過疎地域 - 硝子の瞳と猫と

    夫宛に 母校の小学校から一通の封書が届いた 小学校卒業証書授与式の ご案内だった 毎年卒業50周年に当たるOBに 送られるようで 同期会の案内も 添付されていた 在校生直筆のお手紙も 同封されていて 子供の書いたお手紙を 久しぶり読んだ 一生懸命に考えた文面が 可愛らしくて 心が和んだ 3月22日 卒業式当日は 巣立ちを祝うような晴天だった 在校生35名 うち卒業生は8名 来賓として出席したOBは 13名 静かで 厳かな式だったようだ 夫が小学生だった頃は 1学年2クラスで70数人 息子の頃は 1学年1クラスで21人 縦割りクラスの様に 全校生徒が顔見知り 親も然り 過疎地域ならではの 濃いお付き合いが 煩わしかったり 心強かったりもする 若い人が戻らない町は 寂れる一方だ 私が近所で 子供の声を聞いたのは いつのことだったかさえ 思い出せない

    過疎地域 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/03/23
  • 落ち葉が消えて 春 - 硝子の瞳と猫と

    午前5時半に家を出た 週末の「祠参り」 往路の途中までは まだ暗く懐中電灯が必要だ 今日は菜の花をお供えしてみようと 園芸バサミを持参して 歩いていた 暗い中 花を探して気が付いた 『道路が綺麗になっている』 先週まで道の左右にあった 帯状に延びる 溜まった落ち葉が 綺麗さっぱり無くなっている 湿った落ち葉の層に 草や蔦が 根を張っている場所もあったのだが 根こそぎ薙ぎ払われている 『これは どこまで続くのだろう』と思っていたら 驚いたことに 頂上の駐車場まで 道路上はもちろん 大量の落葉で グレーチングが浮き上がる溝や 細い側溝も 清掃されていて 今まで隠れていた 白い路側帯も表れた [麓から頂上まで1~5で区分け / 別の道は未着手] これから土筆が出てくる所 夏にオカトラノオや キンミズヒキが咲く所が 埋もれてしまっていたが 春夏秋冬一巡りで また元に戻るに違いない 復路の下り坂で

    落ち葉が消えて 春 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/03/17
  • 春だなぁ - 硝子の瞳と猫と

    梅の開花も 盛りを過ぎたら 菜の花やミモザが 咲き誇り 先日はモンシロチョウを 見かけた 『春だなぁ』 枯れ葉に埋もれた地面から 繋がれた 「ウバユリ」の生命 瑞々しい新芽が顔を覗かせる 『春だなぁ』 [種が落ちた後のウバユリ↑] [ウバユリの新芽 / 夏の開花  ] 「春眠暁を覚えず」とは 君たちの事 『春だなぁ』

    春だなぁ - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/03/11
  • 勝負の行方は鼻歌で決まる! - 硝子の瞳と猫と

    「ちょっと うるさいんよ 黙っといてくれん?」 出勤の支度をしていた時 テレビを観ていた夫に 言われた 「はぁ?」 私は言われた意味が 分からなかった 大声を出した訳でもなく 話し掛けてもいない 「テレビの邪魔して無いけど?」 「独り言が 多すぎるんよ」 「ず~っと 喋りよるじゃん」 夫にそう指摘されて はたと気が付いた 「ホンマや」 さっきは カウンターの果物籠から バナナを取っていて 『バナナが一ありました~♪ バナナん♫バナナん♫ バ・ナァナ~』 と、「とんでったバナナ」を歌っていたし その前は お茶葉っぱを急須に入れる時 『お茶茶のチャチャチャ♫ お茶茶のチャチャチャ~』 と、おもちゃのマーチを パクっていた 自覚が無いまま 私は何かする度に 歌や言葉を発していた 驚いたものの 何だか納得がいかない 「私の話は いっつも聞いて無いくせに 何で独り言は スルーできんのよ」 「これは

    勝負の行方は鼻歌で決まる! - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/02/25
  • カラオケに行った - 硝子の瞳と猫と

    去年の春から 夫が風呂で歌を歌い始めた 防水機能のあるスピーカーを購入して スマホからBluetoothを 飛ばす 曲と一緒に歌えば 上手く聞こえるせいか 好きな曲を次々に 流している 人は実に 気持ち良さそうだ 部屋まで聞こえる歌声は お世辞にも 上手いとは言えない 時々外れる 音程とリズム まるで 鶏が絞め殺されているような高音域 「ご近所迷惑では?」と 心配になり 外に出て 隣家との境界線を歩いてみる 風呂場の窓の向こうは 尾根状になった 畑が広がるので 問題はない 距離の近い 隣家の居室は うちの風呂場の 反対側にあるので 開口部を閉めていれば 気にならない 音量だと思う 「人は分からんと思うけど 結構 歌ヒドイよ」 と 私が酷評すると 夫は憤慨して「実力を披露する」と カラオケに 連れて行かれた 何冊もある 分厚い電話帳のような曲リストから 目当ての歌を探して出して ナンバー

    カラオケに行った - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/02/11
    声を出す事は良い事ですしね・・小生も良く行きますが、流石に紙ペースは懐かし過ぎで(笑)機種がダムのようでしたので、点数つけると楽しいですよ👍
  • 小さな縁(エニシ) - 硝子の瞳と猫と

    意識していなかったのに いつの間にか家の中で その存在を 認めた生き物がいる 一つは 名前の分からない植物 『Googleレンズもお手上げの草 』 休みに日に 義母の見守りに出掛ける夫は 庭の花を 摘んで帰る 黄色い待宵草 空色の紫陽花 純白のノースポール 紅い椿 家にある花瓶に挿しては 玄関やリビングに飾った 小さな花は 空き瓶を使う しおれた花を棄てるうちに 季節は晩秋 飾る花の無い季節になった トイレの北向きの窓辺に 飾った花は とうに終わっていたが 花に紛れ込んでいた一の 草だけが生き残っていた 水替えだけで 生き延びているのは 重し代わりに入れた砂に しっかり根を下ろしていたから 北側の冬の窓は 結露が凍ってしまう程寒い 瓶から引っこ抜く予定だったのに 暖かいリビングの カウンターにお引っ越しした 「君の名前が分かるまで 付き合うことにするよ」 もう一つは 8月に見つけたクモの

    小さな縁(エニシ) - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/02/04
  • 前世占い - 硝子の瞳と猫と

    「何で流しの横に コップ置くん?」 対面キッチンの シンクに居た夫から 声を掛けられた 「コップは壊れやすいから 別にするの」 リビングでブログを読んでいた私は 画面から目を離さないまま 答えた 私は ガラスコップや陶器のカップは 流し台や洗い桶に置かず ワークトップ(作業台)に 並べている 流し台に置いていて 上から何かを落として 割った経験があるし 洗い桶で 油の付いた他の器と コップ類を一緒にするのも 嫌だった グラス類は最初に洗って 次に取り掛かるのが 私のやり方なのだ 「器は壊れるもんよ」 そう言いながら 夫は不満げに 洗い物を片付けていた 昔から夫は 台所周りを整理するのが好きだった 「これをこっちに置いた方が 絶対使い易い」 「こんなん使うん?要らんやろ」 「これ 賞味期限切れとるやん」 物を動かす 捨てる ダメ出しをする 近年 事作りは当番制にしたので “の聖域”荒

    前世占い - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/01/27
    なるほど・・メモメモ✒ 自分は右が長いか ?
  • 祠参り - 硝子の瞳と猫と

    日が暮れるのは 遅くなったと感じるが 夜は未だに 明けにくい 大寒なのに寒さが弱い 夜明け前 朝霧の濃い山道を チーと一緒に進む 月と星が隠れて 暗い道 乳白色の懐中電灯の光は 周囲を確認し難く いつもと違う道行きに 思える 闇の中に佇む 山城跡地の祠 いつもの通りに お参りをした際 小さな祠に 先週には無かった お賽銭が納められているのに 気が付いた 暗くて見えにくかったので 懐中電灯で照らしながら お賽銭の写真を 撮っていたら スマホ画面の中を 黒い影のような 太めの縦線が 何も 左から右へ横切って行った その瞬間に シャッターを押したのだけど 画像には 写っていなかった 「今のは 何だろう?」 しばし考え 小さな祠の中からの 「眩しいぞ💢」という 抗議だと解釈した 10円玉は「遠縁」=「縁が遠ざかる」から お賽銭にしない方が いいらしい そういう類いの 願掛けをしたとは思えないが

    祠参り - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/01/22
  • ヘバーデン結節 - 硝子の瞳と猫と

    昔弾いていた アコースティックギターを クローゼットから 引っ張り出して 去年の夏から 弾き始めた 金属弦を押さえる 左手の指先に 固いタコが 出来る頃には 手書きの歌の 懐かしい曲を 楽しく歌えるように なっていた しかし 何度も弾くうちに感じる違和感 「和音が濁っている」 違和感の正体は 弦を押さえる指先にあった 指先が 他の弦に触れたり 押さえが 中途半端だったり 音が綺麗に出ていない コード(和音)があった 昔は 感じたことがなかったが 左手の第一関節が 曲がりにくい 節くれだった 小指と人差し指の先は 明らかに 外側に曲がっているし 薬指の指先は きっちり曲がらない 6弦から1弦を ピックで上下に弾くストロークは 「汚い音」が 耳について凹む 一の弦を指で弾く アルペジオは 僅かな時間差で 指をずらして押さえ直せるので 綺麗に音が出せて 気分が良い そんな凹凸の繰り返し

    ヘバーデン結節 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/01/14
  • 影 - 硝子の瞳と猫と

    お天道様が空に居ないと 地上は暗い 月の光は淡く優しいけれど 朧気で心細い 灯りが失われると 魔物が現れそうで怖い 闇の中で 光と影を楽しむ遊びがある 中国で 紀元前200年頃の伝説に登場した「影戯」 日では 江戸時代「指影絵」「手影絵」と 文献にある 狐 ╱鳩 ╱ヤカン 懐中電灯と手が有れば出来る 大きな手 小さな手 人と想像力が集まれば 物語りも出来るだろう 『何の影でしょう?』 子供の頃 小学校の校庭で 学校の帰り道で 友達と 影踏みをしたっけ オニに踏まれないように しゃがんだり 塀の影に隠れたりした 道具はいらない 光が有れば 体一つで出来る遊び 今の子供達も 「影踏み」しているのかな 『落ち葉╱ チーちゃん╱ 野草』でした

    影 - 硝子の瞳と猫と
    s-johnny
    s-johnny 2024/01/06