Flashはオープンではなく、信頼性が低く、バッテリーを消耗する――Appleのスティーブ・ジョブズCEOが、iPhoneやiPadでFlashをサポートしない理由を説明している。 AppleとAdobeは長年のパートナーだったが、近年はFlashのサポートをめぐり対立している。最近ではAppleがiPhone SDKの規約を変更したことで、FlashアプリをiPhoneアプリに変換するAdobeのツールが利用できなくなった。Adobeはこれを受けてiPhone向けのFlashを断念して、GoogleのAndroidにシフトする意向を示した。 業界関係者の中には「AppleがFlashに対応しないのは、App Storeを守るためのビジネス上の決断」とみる向きもあるが、ジョブズ氏は「技術的な理由によるものだ」と主張。さらに「AppleはクローズドでFlashはオープン」というAdobeの主
米Adobe Systemsのシャンタヌ・ナラヤンCEOら同社トップがそろって来日し、4月22日都内で会見した。iPhone向けFlashをめぐる米Appleとの確執について、ナラヤンCEOは「Appleはクローズドを選択した。われわれはオープンなパートナーと協業していきたい」と話し、GoogleのAndroidなどを重視していく方針を述べた。Flash製品などを含むクリエイティブ製品部門のトップは、FlashアプリをiPhone向けに変換するツールについて、投資の中止を明言した(Adobe、iPhone向けFlashを断念 Androidにシフトへ)。 Appleは先日、iPhone OS SDKの利用規約を変更。新たな利用規約は、変換・互換のためのレイヤーやツールを使ったアプリを禁じたため、FlashアプリをiPhoneアプリに変換するFlash CS5の「Packager for i
AppleがiPhoneやiPadなどでFlash技術をサポートしない理由について、「バグだらけ」「リソース食いで重い」「HTML5で代用できる」といった同社CEOのSteve Jobs氏の発言に加え、裏の政治的理由として「Flashにプラットフォーム環境を乗っ取られる」といった話が指摘されていたりする。だが、あるFlash開発者の弁によれば「そもそもFlashアプリがタッチ動作を想定した作りになっていない」といった根本的な問題があるようだ。 これは、BlogサイトのRoughlyDrafted Magazineの中でFlashデベロッパーのMorgan Adams氏のコメントを引用して紹介されている。同氏はFlashを使ったインタラクティブコンテンツ開発者で、同技術について非常に詳しいという。 同氏によれば、既存のFlashコンテンツを使ったサイトをiPad上で利用したいという要望はある
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く