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ブックマーク / www.tachibana-akira.com (7)

  • お金はなぜ“汚い”のか 週刊プレイボーイ連載(20) – 橘玲 公式BLOG

    世の中のほとんどのひとは、お金を汚いものと思っています。それと同時に、「お金より大事なものはない」ともいいます。これはいったいどういうことでしょう。 この秘密は、私たちが異なるふたつの世界に暮らしているからです。 私たちにとっていちばん大事なのは親子や兄弟姉妹、夫婦や恋人との人間関係で、これを「愛情空間」とします。次に大事なのは友だちとの関係で、これが「友情空間」です。愛情空間や友情空間を含む、身近な知り合いの住む世界を「政治空間」と呼ぶことにしましょう。私たちの人生のほぼすべては、この政治空間のなかで営まれます。 政治空間の外側には、近所の八百屋のおじさんからアメリカ中国のインターネット通販業者まで、お金のやり取りでしかつながりのない茫漠とした世界が広がっています。これが、「貨幣空間」です。 貨幣空間(市場)はモノとお金を交換する世界ですから、お金がなければ生きていくことができません。

    お金はなぜ“汚い”のか 週刊プレイボーイ連載(20) – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2014/06/16
    そんなん俺の手元にあるお金が少ないからに決まってる。
  • こんなに若者が幸福な時代はない – 橘玲 公式BLOG

    この20年はほんとうは「幸福」だったのではないかか、というエントリーを書きましたが、それに関する興味深いデータがあるので、あわせてアップしておきます。 下のグラフ(画像をクリックで拡大)は、社会学者・古市憲寿の『絶望の国の幸福な若者たち』に掲載された図をスキャンして、わかりやすいように着色処理したものです。同書によれば、古市自身もこのデータを豊泉周治『若者のための社会学』で知ったとのことで、その後、一部の社会学者のあいだで話題になったようです。 このデータは内閣府の「国民生活に関する世論調査」によるもので、グラフを見れば明らかなように、20代男子の「生活満足度」は1970年~90年に比べて、この10年間で15%近くも急上昇しています。いまの若者は、1980年代のバブル最盛期の若者たちよりもずっと「幸福」なのです。 世間では、「グローバリズムによる格差社会で若者が不幸になった」と大合唱されて

    こんなに若者が幸福な時代はない – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2011/11/02
    どうとでも算出できそうな点数だな....
  • 第8回 ほんとうは幸福だった20年?(橘玲の世界は損得勘定) – 橘玲 公式BLOG

    用事があって九州の地方都市に出かけた。ホテルに着いて、着替えの下着を忘れたことに気がついたので、近くのスーパーに買いにいった。 都合のいいことに、入口の横で下着類の特売をしていた。Vネックのメッシュの半袖シャツ(フィリピン製)2枚組580円が480円に値引きされていて、それがさらに半額になっていた。支払額は240円、シャツ1枚あたりわずか120円だ。 そのあとスーパーの中を覗いてみたのだが、ワインのフルボトルは500円前後のものがほとんどで、いちばん高いオーストラリアワインが1050円だった。アーモンドやカシューナッツなどは1袋98円のコーナーに並んでいた。経営者は、それ以上高いものを置いても意味がないと考えているようだった。 80年代に東南アジアを旅行すると、物価の安さに度肝を抜かれた。バブルの頃は、若いOLが週末を利用して香港やシンガポールにブランドものを買いにいくのが当たり前だった。

    第8回 ほんとうは幸福だった20年?(橘玲の世界は損得勘定) – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2011/10/26
    初任給の件は「これ以下は正社員として取りたくない」ラインが上がってるだけで、全体の給料は下がってるような....
  • 国家が破綻しても既得権を手放さない進化論的理由 週刊プレイボーイ連載(11) – 橘玲 公式BLOG

    ガテン系のバイトで日当1万円もらって、思ったより儲かったと喜んでいたら、翌日、「計算間違えたから2000円返して」といわれた。こんなとき、素直に財布を出すよりも、怒り出すひとのほうが多いんじゃないでしょうか。 もちろん会社もこのことは承知しているので、きっと次のようにいうでしょう。 「払いすぎた分は、今日のバイト代から差し引いておくから」 これなら、ほとんどのひとがしぶしぶ納得するでしょう。 しかしよく考えてみると、これはずいぶんおかしな話です。バイト代から2000円引かれても、先に2000円を返して満額を受け取っても、損も得もありません。経済合理的な人間ならば、怒るか納得するか、態度を一貫させるはずなのです。 これと同じ現象は、税金の徴収でも観察できます。 サラリーマンは給料から税金を天引き(源泉徴収)されても、面と向かって文句はいいません。それに対して自営業者は、いったん手にした収入か

    国家が破綻しても既得権を手放さない進化論的理由 週刊プレイボーイ連載(11) – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2011/07/30
    「ボス猿(アルファオス)が通りかかったとします。このとき、素直に果実を差し出したのでは、たちまち餓死してしまいます。」メス猿だったら差し出す理由がない。オス猿だったら遺伝子が伝わらない。
  • いずれ君たちは思い知るだろう – 橘玲 公式BLOG

    東京電力の損害賠償をめぐる政府支援の枠組が決まった。私は日国の一介の納税者として、また東京電力の一利用者として、この決定にささやかな疑問を持っている。 政府の決定では、東京電力の賠償額に上限は設けないのものの、株式の上場を維持し、社債などの債権もすべて保護されることになった。それでどうやって莫大な賠償資金を捻出するかというと、東京電力の毎年の利益から国に返済するのだという。 ところで東京電力の商品は電力しかないのだから、「利益」というのは利用者が支払う電気料金のことだ。電力は地域独占なので、電気料金が値上げされれば利用者には抵抗する術がない。すでに多くのメディアで、「電力料金の大幅な値上げは不可避」と報じられている。 ここで、私の最初のささやかな疑問だ。 これは要するに、東京電力が利用者から原発事故の賠償資金を取り立てて、それを被害者に分配するということではないのか。 もちろん政府はこう

    いずれ君たちは思い知るだろう – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2011/05/16
    ただちに思い知ることはない。
  • 東京電力は日本政府を訴えるべき – 橘玲 公式BLOG

    福島第一原発事故にともなう東京電力の損害賠償について、理解しがたい主張が横行しているので、それについて私見を述べておきたい。 議論の前提として、東京電力は福島第一原発の安全管理に責任を負っているのだから、今回の事故が引き起こした風評被害を含むすべての損害に対して賠償義務があることは明らかだ。このような場合、資主義社会では、会社法などの法律や金融市場のルールによって、誰が損失を負担すべきかを明確に定めている。今回のケースでは、賠償の原資は次のような順番で調達することになる。 東京電力は、第一に、保有する株式や不動産など、売却可能な資産をすべて現金化すべきだ。社ビルや社宅など、キャッシュフローを産まない資産はすべて売却して賠償原資にすればいい(社ビルなどはリースバックすればいい)。 役員報酬や社員の年収カットにとどまらず、整理解雇を含めたリストラによって経費を削減する。東京電力は今年度の

    東京電力は日本政府を訴えるべき – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2011/04/28
    この機会にはっきりさせておかないと、うやむやのまま原子力から別の発電方法に置き換わるだけとなり、同じ利権構造によって同様の被害が引き起こされかねない。
  • 釣銭の返ってこない世界と小銭のない世界〈エジプト旅行2〉 – 橘玲 公式BLOG

    エジプトの古都ルクソールの国立博物館でのことだ。日人のシニア夫婦が、切符売場の前で200エジプトポンド(約2,800円)札を握りしめて途方にくれていた。事情を聞いてみると、釣銭がないのでチケットを売ってくれないのだという。 博物館の入場料は1人80ポンド(2人で160ポンド)だから、釣りは40ポンド。ところが窓口の女性は、20ポンド紙幣がないので、10ポンドを加えて釣りを50ポンドにしないとチケットは売れないのだという。仕方がないので持ち合わせの小銭で両替してあげたのだけれど、考えてみればこれはずいぶんおかしな話だ。 入場料が1人80ポンドなら、釣銭は20、40、60、80ポンドのいずれかしかない。だったら20ポンド紙幣を窓口にたくさん用意しておけば、チケット売場での無用なトラブルはすべて解消できるはずだ。なぜこんな簡単なことに気づかいないのだろう。 だがこれは特別な出来事ではなく、この

    釣銭の返ってこない世界と小銭のない世界〈エジプト旅行2〉 – 橘玲 公式BLOG
    s-tomo
    s-tomo 2011/01/20
    たいてい日本では券売機になってるから持ち逃げできないような........
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