悪いことをした子供に、平手打ちやお尻を叩くなどの体罰をすると、その子供がのちに問題行動を始めるリスクが高まる、という研究結果が発表された。
暴力は何の解決にもならないとよく言うが、悪いことをした子どもに対する“お仕置き”にも全く同じことが言えるという。新たな調査によれば、悪さをしたからといって親が子どもに手をあげると、その子どもが低学力でキレやすい性格になってしまうことが明らかになった。 米コロンビア大学が、1998~2000年の間にアメリカ国内で生まれた1900人の子どもとその親を対象におこなった同調査。被験者の子どもが3歳になったときと5歳になったときの2度に渡り、それぞれの親に「子どもを叩いたことがあるか」「どのように叩いたか」「子どもの言動に問題があるか」などの質問をし、さらに子どもたちが9歳になったときに語彙力のテストを実施した。 その結果、両親に手を上げられたことがある子どもは、大きくなってから問題行動を起こしやすい傾向があることが明らかに。特に、5歳のときに母親に叩かれた経験がある子は、そういった経験がまったくな
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