▲Sony共同創業者の盛田昭夫と、Apple創業者のスティーブ・ジョブズ。カンファレンスの冒頭で、ジョブズは盛田の死を追悼し、「大きな影響を受けた」と讃えた。 Sonyスピリットを受け継いだApple 1999年10月5日。サンフランシスコのAppleカンファレンス。 前年にiMacで完全復活を遂げたジョブズは、熱狂に包まれ登壇した。スクリーンに映し出された巨大な林檎のロゴを背にして、彼は語り始めた。 「盛田昭夫氏は、私とAppleのスタッフに多大なる影響を与えました。先の日曜日、彼が世を去りました」 『Think different』のフレーズと共に、Sonyの共同創業者の写真が、林檎のロゴに変わってスクリーンに映し出された(* http://youtu.be/K7WmPz5kgjc )。 「スティーブはSonyになりたかったんだ」 Appleの二代目CEO、ジョン・スカリーの言葉だ。ジ
アメリカ班デスクの南です。今月号では、第2特集の「『世界を変えるアイディア』はこうして生まれる」を担当しました。 今回の特集では実際にシリコンバレーを訪れ、グーグルやフェイスブック、アイディオなどの企業を取材しました。そのなかで最も印象的だったのは、取材した企業には共通して、社内のヒエラルキーがほとんどなかったことです。もちろん、役職など立場の違いはあるのですが、会社に入ったばかりの従業員であっても、その人の意見やアイディアは尊重されるべきだというカルチャーがどの会社にも根付いていました。 そうしたヒエラルキーのなさは、ひとえに従業員への「信頼」からくるものでしょう。フェイスブックのエンジニアリング・ディレクターであるペドラム・ケヤーニは入社初日から重要な仕事を任されたと言います。彼はそのことをこう振り返ります。 「フェイスブックは、『君のことを信じている』と言ってくれているみたいで
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