「いつか来る死を考える。」で 訪問診療医の小堀鷗一郎先生に 初めて「ほぼ日」にご登場いただきました。 あの対談がきっかけとなり、 2020年11月、小堀先生と糸井重里が 「死」について語った 『いつか来る死』が出版されました。 その刊行記念となるオンラインイベントが 新宿の紀伊國屋書店新宿本店にて開かれ、 小堀先生と糸井、さらに撮影を担当した 写真家の幡野広志さんも加わって、 「死」をテーマにした座談会が生配信されました。 その内容を連載にしてお届けします。 小堀 糸井さんは、今回の本でもそうだけど、 非常によく、わたしのことを 理解してくださったと思っています。 どういうことかというと、 訪問治療というのは、 世間が美談に仕立てたがるんです。 平成や令和の「赤ひげ」か知らないけど、 いろんな状況の家庭を訪問して診療するからね。 だけど、実はそうではないということを、 十分に理解してくださ