三谷幸喜監督が7月7日、韓国・富川で開催中の『第28回プチョン国際ファンタスティック映画祭』のマスタークラス講演に登壇した。 “コメディ映画の巨匠”として本映画祭に招待された三谷監督は、『ステキな金縛り』『ギャラクシー街道』『記憶にございません!』の特別上映のあとステージで約1時間にわたり講演。大勢の若い世代がつめかけ、ほぼ満席となった韓国漫画博物館メインホールは、熱気に包まれた。 (関連記事:吉田大八監督、村上リ子監督が韓国プチョン映画祭で異例の栄誉 アニメだけではない日本映画が示した存在感) 酷評は落ち込むけど次のモチベーションに変える 3作上映後のステージに登壇した三谷幸喜監督は、メモを読みながらも韓国語でしっかりと挨拶。盛大な拍手と歓声を受けると「ベルリン映画祭やロシアの演劇上演などいろいろな国でその国の言葉で挨拶していますけど、今日がいちばんウケました」。さらに会場からは大きなリ