以前、武永昭光「伊勢丹だけがなぜ売れるのか」(かんき出版)という本を紹介したが、読まれた方はいますか? いないだろうな。 この本では「商品分類が全て」ということを百貨店の現場の例を引きながら強調している。そしてこの商品分類のレベルが、凡百のWebインテグレータでは真似のできないレベルなわけです。 商品分類というのは、切り口をいくつ見つけられるか、ということ。商品の一般的な分類、メーカ品かプライベートブランドか、商品の色やサイズ、使われるシーン、その商品と合わせて使われる商品、対象とするユーザセグメント、定番品かそうでないか、売れ筋か補完的な商品か、などなど。 ここには、Webアーキテクトがまず考えるべき枠組みが含まれているからこそ、ぼくはこの本をWebの仕事に関わる人にも読んで欲しいと思ったんです。 この本に書かれている商品分類はWebサイトで言えばコンテンツカテゴリーに相当します。多くの
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