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ブックマーク / orchestra.exblog.jp (9)

  • 第5回10月8日 バイオリンは肩で弾け | 新しい世紀のための音楽

    今回は、2週間空いてのレッスン。随分長いように感じておりましたが、また美探先生にお会いできるのは楽しみなことです。 さて、今回のレッスンも骨になりそうなくらいしごかれました。今回は私なりにかなり仕上げて来たつもりなんですけど、先生から駄目だしをくらってしまいました。う〜、キツいですなあというのが音ですけど、それが美探先生の教育方針ならば従う他ないし、そもそも厳しい先生であるということは重々承知の事ですからね。がんばらなくては。一切の妥協なし。これが先生のレッスンです。 駄目指摘は以下の通り。 1.左手の脱力ができていない。その結果、指板を叩くときに楽器が揺れる。顎当ても軽く添える程度で、はさみ込むものではない。 2.曲の方は、指示に従っていない。具体的にはスタッカートのところで音を止めていない。きっちりとスタッカートで止めることができないのは、脱力ができていないからだ。 3.なるべく全弓

    第5回10月8日 バイオリンは肩で弾け | 新しい世紀のための音楽
  • サブのバイオリン | 新しい世紀のための音楽

    私の人生で一生の不覚は、初代バイオリンを売却したこと。当に後悔しています。 バイオリンは、よく故障するので、そのサブがほしいのです。 まあ、故障といってもニスが剥がれの修正(リタッチ)、駒や魂柱の調整ですけどね。 特にリタッチは痛くて、ニスが乾くのを待つので1週間〜2週間かかります。 そこで弦四郎丸のサブとしてのバイオリンを20万円程度で考えているのですが、弦四郎丸と音質と音量を比べると、まったくお話しにならないので、かなり迷いが生じてしまいます。この妥協ポイントをどこに置くのかが課題です。 バイオリンで20万円〜30万円クラスとなると量産品ということで、手工バイオリンと比べて楽器の個性は、そのグレードに集約されるので選びやすいことはあるんですけど、最大問題は楽器の調整状態。 いろいろと楽器店をめぐって来たのですが、調整されていないバイオリンの何と多いことか。調弦とか適当だし、駒や魂柱の

    サブのバイオリン | 新しい世紀のための音楽
  • 第4回 9月23日  | 新しい世紀のための音楽

    今回の美探先生のお言葉。 「曲を弾くときは、その曲に誠実でなければなりません。」 日のメニューは、以下の通り。 1.ボーイング基礎 指の動き、マルテレ、アルページョ、元弓での肩の動き 2.左手のエクササイズ(A-B-C#-D-E,A-B-C-D-E) 3.音階と分散和音(G-DUR) 4.曲(篠崎教2巻から美しき変奏曲) ボーイングに関しては、かなり良くなっているが、問題は左手が入ったときに動きが崩れるので要注意とのこと。 分散和音で、3つの音ずつ弓を返すところで、4つになってしまうところがあり、注意される。これは練習ではうまくいっていたのですけど、先生がいると焦ってしまってうまくいかず。「これができないと次には進みませんよ!」と忠告される。 ※この忠告に脅威を感じて、全身が映る大鏡を購入しました。やっぱり全身が見えているのはいいことですよね。これで見るといかに無駄な動きをしているのか

    第4回 9月23日  | 新しい世紀のための音楽
  • カーボン弓を試奏 | 新しい世紀のための音楽

    ヤマハ池袋店でカーボン弓フェアをやるということで案内が来ていたので行ってまいりました。 この前に、他店にてアウクスのカデェンツアの金と銀のバージョンも試奏させてもらっていたので比較が楽しみです。 さて、予約もせず飛び入りで行ったので、あまり比較する時間が無かったのですが、数にして15くらいは試してみました。メーカーとしては、グラッサー、ヤマハ、スピカート、ジョン・ポールボーなど。ごめんなさい、スピカート社はジョン・ポールボー社に社名変更したのですね。 今回は、マイ・バイオリンの弦四郎丸とフェルナンブコのドイツ製弓、カーボン弓のコーダークラシックを持参していきました。 さすがに、15以上も比較すると何が何だかわからなかったのですが、わかったことは以下の通りです。 1.音量、音質はフェルナンブコ弓の圧倒的勝利。 2.カーボン弓では、ダイナミックスが出し難い。 3.操作性に関しては、非常にバ

    カーボン弓を試奏 | 新しい世紀のための音楽
  • 第3回 9月17日 | 新しい世紀のための音楽

    今回の美探先生のお言葉。 「次回までに、この曲を人に聴かせるくらいのレベルに仕上げてきなさい。」 日のメニューは、以下の通り。 1.ボーイング基礎 指の動き、マルテレ、アルページョ、元弓での肩の動き 2.左手のエクササイズ(A-B-C#-D-E) 3.音階と分散和音(G-DUR) 4.曲(篠崎教2巻から美しき変奏曲) 大分とボーイングは良くなって来ているとの事。ただし、まだ、やるべきことはたくさんありますよと、手を大きく広げるゼスチャアをされました。はい、その通り。ただし、今までは目指す富士山が見えていない状況だったんですけど、今ははっきりと見えています。 いつもながら教え方がうまいと思うのは、最低限のことをまずやらせて安定させ、次に課題を与えるという方法ですね。今回は、元弓での肩の使い方を徹底的に指導されました。ボーイングでは元弓が難しいのですね。とにかく力を抜いて肩を回せ、しかもフ

    第3回 9月17日 | 新しい世紀のための音楽
  • 第2回 9月9日 | 新しい世紀のための音楽

    今回の美探先生のお言葉。 『美しい音、それは人を感動させることができるということ。』 日、2回目のレッスン。 最近は、土曜日が待ち遠しいです。課題も仕上げていざ出陣。 今回のレッスンのメニューは以下の通り。 1.ボーイング基礎 右手の指の運動、弓を動かしたときの右手の指の動かし方、肘の使い方、肩の使い方。弓の動きを細かく分解し、脱力ポイントを指摘。随分と指の動きは良くなったらしい。 2.アルページョ練習 開放弦での分散和音練習。肩の円の動きが重要。滑らかになるように。バイオリンには4の弦があると思ってはいけないと前回と同様の指摘を受ける。 3.謎の練習(マルテレ奏法?) A線とD線の両方をダウンボーで瞬間的に叩くように演奏。叩いた瞬間に弓を上げる。弓を上げる動作は、円の動きであること。叩く瞬間に右手の指も使う。このとき弓先も円の動きでないといけない。先生はこの練習の目的の説明はあえてし

    第2回 9月9日 | 新しい世紀のための音楽
  • バイオリンは絶対音感が有利? | 新しい世紀のための音楽

    『バイオリンは絶対音感が有利?』 まあ楽器によって絶対音感を持っている方が有利な場合と不利な場合があるようで、ピアノなどの鍵盤楽器は絶対音感有利、移調楽器系の木管楽器、金管楽器は、相対音感の方が有利、ハープ、ギターなどはわからないですけど、絶対音感が有利ですかね。 楽器系以外では、作曲家は絶対音感があった方がかなり有利ですね。逆に声楽系は、絶対音感を持っていて悩んでいる人も多いので相対音感の方がやや有利ですかね。 さて、よくわからないのが、弦楽器系です。ポジションをきっちりと押さえるには、音を覚える必要があるので絶対音感が有利なんですけど、弦楽器の場合は、和声や旋律進行によって音程を変更する必要があるので、ガチガチの絶対音感では駄目で、融通性のある絶対音感、あるいは相対音感の方が必要となるのですね。 音程を変える必要性が出てくる場面とは、 1.メロディを演奏する場合(ピュタゴラス音律基準)

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  • 第1回 9月2日  | 新しい世紀のための音楽

    『私はハイフェッツの信望者だ。』 日の美探先生のお言葉です。 ということで、美探先生の最初のレッスンを受けて来ました。 期待通りというか、短時間で高密度のレッスンでした。 日のメインは、右手の指の使い方とボーイングへの応用。 美楽先生からは、ボーイングに関してはあまり教えてもらっておらず、弦と弓が直角になるように弾いてくださいとだけ言われ、私の背後に立ち弓をつまんでガイドしてもらっての練習でした。 美探先生の場合は、こんなことは無意味だと言わんばかりに、以下のように進めました。 1.指だけで弓を進行方向に向かって動かす練習。 弓を掴んでいる私の右手の手のひらを指で押さえ、かつ弓を動かしてもらって練習をしました。「ここで力が入れてはいけない、力が入っていないときの手の形はこうなります。」と指導。実際に自分の手なんで、その理想型がよくわかりました。 「これを毎日やって5cmくらい動かせるよ

    第1回 9月2日  | 新しい世紀のための音楽
  • 大先生のもとへ | 新しい世紀のための音楽

    バイオリンという楽器を1年続けてみて、いろいろと音楽というものについて考えさせられてきました。特に「音に対して繊細になれ。もっと美しく弾いてくれ。」というバイオリン君からの無言の訴えに対して、どうしても応えてあげたいと思うようになりました。 バイオリンをやるようになってから、特に商業音楽で無頓着に鳴っている酷い音にはがまんできなくなってきたことと、逆に今までそれ程、好きでなかったモーツアルトの音楽に興味が向かうようになりました。おそらくすべての音楽の中で最も演奏が難しいのは、モーツアルトでしょうね。まあこれは、音楽マニアならウンチクとしての知識として知っているだけの事なんでしょうけど、バイオリンをやっていたらすごく実感してわかります。 というのも1オクターブは、12個の音しかないのではなく、無限にあり、その中で美しく響く音というのは、ほんのわずかだし、そのポイントも固定されているわけではあ

    大先生のもとへ | 新しい世紀のための音楽
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