帝国データバンクは1月18日、2020年の全国企業「休廃業・解散」動向調査結果を発表した。 2020年に全国で休業や廃業、解散を行った企業(個人事業主を含む)は5万6103件(前年比5.3%減)となった。 <全国の休廃業・解散件数は5万6103件> (C)TEIKOKU DATABANK, LTD.(以下同) 2016年以降、休廃業・解散件数は倒産件数(法的整理)の約7倍の水準で推移し、2019年は6万件に迫ったものの、2020年は一転して2年ぶりの減少となった。 <「小売業」休廃業・解散件数は4261件> 業種別では「建設業」(7037件)が最も多く、「サービス業」(6735件)、「小売業」(4261件)、「卸売業」(3674件)が続いた。「運輸・通信業」(664件)は唯一前年から1割超増加したほか、2016年以降で最多となっている。 発生率を表す休廃業・解散率では、最も高いのは「小売業
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