米グーグルが同社のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグル+(プラス)」にゲーム機能を追加したことが話題になっている。グーグルは当初、フィンランド・ロビオモバイルの「アングリーバード」や、米ジンガの「ジンガポーカー」など、大手10社の人気ゲーム16作品を揃え、今後種類を順次増やす。先行するSNS最大手の米フェイスブックに対抗していく考えだ。 これらユーザーが交流しながら遊べるソーシャルゲームは、新規ユーザーをサイトに引きつけたり、既存ユーザーの滞在時間を延ばしたりできるコンテンツとして、SNSの重要な要素になっている。 ゲームの利用料金は基本的に無料で、メーカーは主にユーザーがゲーム内で使用する「仮想アイテム」を販売することで収益を得ている。 米国の市場調査会社イーマーケターによると、昨年5億1000万ドルだった米国のゲーム仮想アイテム市場の規模は今年6億5300万ドルに