「青春18きっぷ」は、JR全線の快速列車や各駅列車の自由席が乗り放題になるお得なきっぷだが、そんな青春18きっぷでの旅を新入社員の研修に取り入れた企業がある。島根県出雲市に本社を置く山陰パナソニックだ。そこにはどのような狙いがあったのか? 2年間にわたる取り組みを紹介する。 >>【写真】「サンパナポーズ」で写真を撮る山陰パナソニックの新入社員ほか 社長の発案がきっかけで始まった18きっぷの新入社員研修 昨今、企業はどこも慢性的な人手不足と言われるが、どの企業も誰でもいいから採用したいとは考えていない。新卒・中途採用ともに厳格な選考が実施されている。 昭和期は終身雇用の意識が強かったが、平成期以降は転職・離職も珍しくなくなった。特に入社から3年以内に離職する新卒者も目立つようになり、せっかく育てた人材が流出する事態に企業は頭を悩ませている。 そこで、新入社員にじっくりと向き合うことで離職率を
![山陰パナソニックが実施する「青春18きっぷ」を使った新入社員研修、若者の旅行離れが進む中で企業が求める能力とは 【鉄道最前線】 | JBpress (ジェイビープレス)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8bd69b8947894a2a156e7626ad5dbdf624a0e7d6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjbpress.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F8%2F8%2F1200mw%2Fimg_880fde45cad4480d0e5eeb37026c601e66596.jpg)