米Microsoftは9月9日(現地時間)、コラボレーションプラットフォーム「Microsoft Teams」の複数の新機能を発表した。コロナ禍対策として自社で培った「ハイブリッドワーク」のノウハウを込めたものだ。 ハイブリッドワークとは、リモートワーク(自宅などのオフィス以外)とオフィスワークを組み合わせた働き方のこと。 Microsoftは新型コロナウイルス感染症が広まり始めた2020年3月には従業員向けの働き方ガイダンスを公開し、それ以降もハイブリッドワークに取り組んできた。今年の4月には、9月7日に本社キャンパスを完全再開する予定だったが、同日、新型コロナの不確実性を考慮し米国内事業所の全面再開時期を新たに予測することはせず、公衆衛生上のガイダンスに基づいた安全が確保された時点で再開することとした。 同社はこの1年、16万人もの従業員をリモートワークにし、約2万5000人をリモート