川崎:本間さんのセッションで、「ボットが起こっているのは広告主が悪い」といったことを言っていましたが、メディアもダメですよね。 広告主がメディアの話を聞くのと同じくらいメディアが広告主と対話していくことが大事ですよね。僕が営業に行くときは、面倒くさがられるのを承知で、スマートニュースで達成したい世界観の話から始めます。この話をした時点で、さーっと引かれたら、「もうここはダメだな」と思うくらい覚悟していってます(笑)。 「企業が抱いているストーリーをメディアという乗り物に乗せてユーザーに届ける」ことが広告だと思っているので、あからさまにストーリーが乗れない乗り物だったら、途中で沈んでしまうのは当たり前ですよね。 ですから、広告主のストーリーがどんなものなのか、メディアはどんな乗り物なのかといったことを対話していく必要があるんです。 本間:確かに正しい考え方だと思います。私が「広告主がダメだ」