〈純金茶わん・窃盗〉「150万円くらい借金があった」「生活保護を受け昼食はバナナ」逮捕された男の父親が独白した“ギリギリの生活”と展示場の杜撰な警備体制「1万円落ちていたら拾うのと同じですよ」 東京都中央区の日本橋高島屋で開催していた「大黄金展」の会場から約1000万円の純金製の茶碗が盗まれる事件があり、警視庁捜査3課は13日、江東区の職業不詳、堀江大(まさる)容疑者(32)を窃盗容疑で逮捕した。怪盗ルパンを彷彿とさせる大胆な手口に注目が集まったが、発生2日後に逮捕されたのは、父親と2人で想像を絶するほど貧しい生活をしていた青年だった。堀江容疑者は「間違いありません。盗んだ当日に180万円で売りました」と容疑を認めているという。