新築をきっかけに 家を建てても、家族が健康で幸福になる保証はありません。A子さんは、3年間、住宅性能からデザイン、ユニバーサルデザインの細部に至るまで徹底して勉強し、念願の家を建てました。 2人のお子さんとご主人の4人家族。残念ながら、ご主人は家のことなどどうでもよく、3DKのアパートでも家族がこのまま寄り添って暮らしていければそれで十分と家の計画はA子さんに任せきりでした。 家が完成して家族がそこに移り住み、新たな暮らしが始まりました。A子さんはローン返済の助けになるようにと、小さな子どもたちを保育所に預けて訪問販売の仕事に就きました。それまでご主人が仕事から帰るといつも「おかえりー」といっていたのが、ご主人とお子さんたちが遅く帰宅するA子さんを「おかえりー」と迎える立場になったのです。 新しい家での生活は長くは続きませんでした。3年後、夫妻は離婚。ご主人が「あのままアパート暮らしでよか
![家づくりと家族の再生 - Small Potatoes?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/294774d4fd67bb0862edb05d1b62ba9df4e3076a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fa%2Fakadk01%2F20190302%2F20190302101501.jpg)