神奈川県座間市緑ケ丘6丁目のアパートの室内でクーラーボックスから切断された2人の遺体の一部が見つかった事件で、警視庁は31日までに新たに7人の遺体の一部を発見した。警視庁は同日、このうち1人の遺体を遺棄したとして、この部屋に住む職業不詳、白石隆浩容疑者(27)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。 捜査1課によると、白石容疑者は容疑を認め「自宅で死体を解体してクーラーボックスに入れた。私が殺害した遺体を、証拠隠滅の目的でやったことは間違いない」などと述べているという。他の8人の死亡の経緯についても事情を知っているとみて調べる。 同課によると、白石容疑者は8月22日~10月30日、自宅アパートで性別不明の遺体を損壊し、猫のトイレ用の砂のようなものをかけてクーラーボックス内に隠した疑いがある。室内からはクーラーボックスが三つ、大型の収納箱が五つ見つかり、うち七つから9人の頭部のほか、足や腕などと