宇宙要塞デス・スターの破壊は、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」のクライマックスイベント。帝国軍の基幹要塞は、なぜ崩壊の憂き目に遭ったのか? カスペルスキーがセキュリティ企業としての観点から分析し、ブログでレポートしました。帝国軍のセキュリティ体制の甘さが、大真面目に考察されていて興味深い内容です。 言われてみると、R2-D2がマルウェアのように思えてくる(画像はカスペルスキー公式ブログ)より 同作を資料とし、銀河帝国を企業と見立ててレポートは進行。同社はデス・スターの崩壊は一見すると反乱軍の奮戦の成果に見えるが、実際は指揮系統の怠慢とずさんなサイバーセキュリティ対策が原因と指摘。戦闘機に反応炉を破壊されるほどの致命的な脆弱性(※)や、設計図の漏洩自体は真の問題点ではなく、「攻撃を受けて初めて脆弱性に気づいたこと」こそ致命的な失策としています。確かに、設計図が盗まれた段階でセ