「すごい行動力」につながる第一歩 私自身、試験や提出物、人との待ち合わせはいつもギリギリで、「自分はギリギリの魔術師だ」と言い聞かせながら何とかやっていた時期がありました。 ところが、このギリギリの魔術は、日本にいたときには何とか通用しても、30代後半からのアメリカでの研究生活では通用しませんでした。数カ月で結果を求められたために、なかなか行動のスイッチが入らない自分を何とかするしかなかったのです。 そんなまったく動けなかった経験のある私が、「すごい行動力」を手に入れるために、脳科学を探究しながら取り組んできたエッセンスとしてまずお伝えしたいこと、すなわち、私が到達した結論は「すぐ行動できない理由は『脳』の準備不足にある」ということです。 脳科学的観点から補足すると、自分は「行動力がなく、すぐ動けない」と思っている人でも、いつも「すぐ動けない」わけではありません。ある場面では「すぐ動ける」
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