アトラシアンは2016年1月26日、海外/国内の事業状況に関する説明会を開催した。同社は、プロジェクト管理の「JIRA」をはじめ、チームの共同作業を支援するツールを手掛ける。既に、国内でも1000社ほどの企業に同社製品が活用されているという。今後は、チャットと各種ツールを連携させて開発作業を効率化する「ChatOps」などをキーワードに、国内企業の生産性向上に寄与したいとした。 「チームワークは非常に複雑化している。働く場所が分散し、情報があふれ、社会の変化が早く、デバイスも多様化しているからだ」。豪アトラシアンのプレジデントを務めるジェイ・サイモンズ氏はこう話す(写真1)。JIRAや文書管理の「Confluence」、チャットの「HipChat」、ソフトウエア開発を効率化する「Bamboo」「Bitbucket」などのツールをそろえることで、複雑化した仕事をシンプルにし、作業を効率化する