楽天で148万件の企業・個人の情報が流出した恐れがあることが明らかになった。データを管理する外部のクラウドシステムのセキュリティー設定で人的ミスがあった。約5年の間、外部からアクセスが可能な状態が続いていたという。セキュリティー対策がおろそかでは、急成長する電子商取引(EC)などデジタルサービスに冷や水を浴びせかねない。「5年間、家のドアが開けっぱなしだった」。楽天関係者は肩を落とす。情報を漏
セールスフォース・ドットコムの一部のサービスを使う企業に対する不正アクセスを巡って、楽天だけでなくPayPayも被害を受けていたことが2020年12月26日までに分かった。セールスフォースのサービスを使う企業は多く、被害がさらに広がる可能性がある。 PayPayは2020年12月7日、加盟店に関する営業情報などを管理するシステムが不正アクセスを受けていたと発表していた。日経クロステックの取材で、同システムにセールスフォースのサービスを使っていることが分かった。 不正アクセスの原因はアクセス権限の設定不備である。不備があった期間は2020年10月18日から12月3日までで、加盟店の店名や住所、連絡先、代表者名、代表者生年月日などを社外の第三者が不正に閲覧した可能性がある。PayPayは2020年11月28日にブラジルからのアクセス履歴を1件確認しており、12月3日までに遮断する措置を講じてい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く