調査会社のIDC Japanは2015年11月19日、国内のICTインフラ運用管理サービスに関する調査結果を発表した。これによると、ICTインフラ運用管理サービスでは、マルチクラウド対応と自動化の取り組みが進行し、IaaSを導入する企業の50%近くが、その監視をIaaSの標準監視機能以外で行うと回答した。同社では、現在、多くの事業者がこうした導入企業のニーズに応えるために、自社の運用管理サービスでAWS(Amazon Web Services)やVMware vCloud Airを始めとする主要なIaaSを管理できるよう取り組んでいるとした。 同社は、パブリッククラウドIaaSへの需要の高まりとともに、国内ICTサービス事業者のICTインフラ運用管理サービスには、自社以外の複数の主要IaaSをサポートするマルチクラウド対応が求められるようになっていると指摘。仮想化やマルチクラウド利用が進む
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