モバイルデバイスの業務活用が主流となる同時にモバイルデバイスの管理やセキュリティにおける問題が浮上する。社員3000人にiPhoneを貸与したという日本キャタピラーがVMware導入後の効果や課題を話した。 昨今、モバイルデバイスの業務活用が主流となってきた。しかし、同時に浮上するのは、モバイルデバイスの管理やセキュリティにおける問題だ。企業のモバイル向けセキュリティ対策ツールの導入状況は一体どうなっているのだろうか。 VMwareでは、2017年4月5~7日の3日間、業務でスマートフォンとタブレットを利用している20歳から59歳の男女519人を対象にスマートデバイスの使用状況に関する調査を行った。調査対象者の半数以上がモバイル向けのセキュリティ対策ツールが導入されていない端末を使用しているという結果が出ている(図1)。 今後、テレワーク推進などにより、モバイルデバイスの活用はさらに進むこ