子どもの年代別では、「義務化されていないから」「必要性を感じないから」と答えた人は、高校・高専生の子を持つ親が最多で、それぞれ全体の38.9%、33.3%を占めた。「子どもが着用を嫌がる」は、小学生の親が最多で、45.5%だった。 「ヘルメットを着用させている」との回答が最も多かったのは、未就学児の子を持つ親で、57.7%。以下、小学生(46.9%)、中学生(32.8%)、高校・高専生(18.2%)――と続き、子どもの年齢が上がるほど、着用率が下がる傾向が顕著だった。 同社は「ヘルメットを着用しない場合、死亡割合が4倍になるというデータが存在するが、命を守るためのヘルメット着用は定着していない」と警鐘を鳴らしている。 調査は3月13~14日にかけて、20~69歳の男女1000人を対象に実施した。 関連記事 自転車の原則「歩道通行は禁止」ルール、破る人が6割 KDDIが、自転車に関する意識調