昭和20年8月、昭和天皇がラジオを通じて国民に終戦を告げた「玉音放送」の音声を記録したレコード盤「玉音盤」の原盤が、戦後70年を経て宮内庁より平成27年8月1日初めて公開されました。音声は全体で4分30秒あり、ところどころに雑音が入っていますが、これまでテレビなどで使われてきた「玉音盤」のコピーに比べ、昭和天皇の肉声がはっきりと再現されています。 私たちがこれまで耳にしてきた昭和天皇の「玉音放送」は、「玉音盤」そのものの音声ではありません。終戦の翌年、GHQ=連合国軍総司令部の命令でつくられた「玉音盤」をコピーしたものの音声です。当時、作業にあたったNHKの職員が余分につくって自分で保管していたものが、のちにNHKにわたり、こんにちの放送で使われている「玉音放送」の音源として広く用いられるようになったということです。 今回、公開された「玉音盤」の原盤の音声について専門機関が分析したところ、
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