マリ・セバレで、武装集団による人質事件が起きたビブロス・ホテルの客室内に残る銃撃の跡(2015年8月8日撮影)。(c)AFP 【8月9日 AFP】(一部更新)西アフリカのマリで武装勢力がホテルを襲撃し外国人客らを人質に立てこもった事件は8日未明、政府軍の部隊が建物内に突入し終結したが、外国人の国連(UN)関係者4人を含む12人が死亡した。 同国中部セバレ(Sevare)のビブロス・ホテル(Byblos Hotel)での人質救出作戦後にAFPの取材に応じたマリ陸軍当局者は、「死者は合計12人」で、うち5人は「テロリスト」、5人が兵士、2人が「白人」だと述べた。しかし、別の軍幹部によると、最終的な死者数はまだ確認されておらず、さらに増える可能性が高いという。 一方、国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)は、ウクライナ人2人、ネパール人1人、南アフリカ人1人、同派遣団の契約企業で働くマ