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◇車離れが目立つ若年層への販売、低調なまま 自動車メーカー各社が新型スポーツカーを相次いで発売している。今年4月にホンダが軽自動車の「S660」を投入、5月にはマツダも「ロードスター」を10年ぶりにフルモデルチェンジした。かつてスポーツカーに心を躍らせた40〜60歳代への販売が好調な一方、車離れが目立つ若年層への販売は低調なまま。顧客の裾野拡大が課題となっている。 【カッコ良すぎる…1957年型のテスタロッサ】 「ロードスターは(スポーツカー市場の)需要を喚起する車という考えで、取り組んでいきたい」。マツダの小飼雅道社長は5月20日、新型ロードスターの発表会で意気込みを語った。日本のスポーツカー市場は2000年以降、販売の低迷が目立つ。マツダによると09年ごろに底打ちしたものの、1990年前後のバブル時代などと比べて販売は低調なままだ。 新型ロードスターは発売から1カ月間の受注台数が
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