Windows XP/Vista/7などに標準搭載されているリモート・デスクトップは、ネットワークで対象のコンピュータに接続し、そのデスクトップを手元のコンピュータのウィンドウ内に表示、操作可能にする便利なツールである。しかし接続できるのは、ローカル・ネットワーク内だけであり、インターネットを介して対象のコンピュータの操作を可能にするためには、事前にVPN接続を行っておく必要がある。しかしVPN接続環境を構築するのは簡単ではない。そのため、外出先から社内のコンピュータにリモート・デスクトップで接続して作業を行いたいと思っていても、断念している人も多いのではないだろうか。