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  • 現役打者の2000本安打達成の可能性を考える

    名球会の入会資格の一つであり、打者にとって最大のマイルストーンと評される2000安打。 2017年のプロ野球では、荒木雅博・阿部慎之助・鳥谷敬の3人が2000安打を達成しました。 彼らに続く可能性の高い打者は誰か、今回は考えていきたいと思います。 まずは2000安打から遠い、20代打者から見ていきましょう。 現役20代選手の通算安打でも取り上げた、現役20代打者の通算安打TOP20を以下に示します。 この中で有望な打者といえば誰になるのでしょうか? 30代を前にして1559安打の坂勇人はもはや言うまでもないのですが、 27歳で1003安打の浅村栄斗、25歳で762安打の山田哲人、694安打の西川遥輝も有望そうです。 大卒入団で4年スタートが遅れたと考えると、秋山翔吾と菊池涼介も可能性があるかもしません。 なんとなく漠然と、有望そうな選手の名前を列挙してみましたが、 そもそも2000

    現役打者の2000本安打達成の可能性を考える
  • 2017広島打線は史上最強か?

    広島・新井が勝ち越し二塁打! 八回に一挙8点の猛攻で首位固め(サンケイスポーツ) (セ・リーグ、阪神3-14広島、14回戦、7勝7敗、19日、甲子園)首位・広島は八回に新井の勝ち越し適時二塁打など一挙8点を奪う猛攻で大勝。これで、2位・阪神との3連戦に勝ち越してゲーム差を9に広げた。 セ・リーグのペナントレースは広島の独走状態が依然として続いています。 快進撃を支える最大の原動力が好調の打線。上記の試合のように猛攻で勝利する展開が目立っています。 この打線がもしかすると日プロ野球で史上最強クラスの打線かもしれない、というのが今回の話です。 野球における最終目的は勝つことであり、勝つために打線が取れる手段は得点を記録することだけです。 安打や塁打を打つ、四球を選ぶといった行為は得点するための一手段に過ぎません。 そのため、「どれだけ得点を記録できたか」が打線の優劣を測る基的な物差しにな

    2017広島打線は史上最強か?
  • セパ年度別 打低打高早見表[1950-2021]

    はじめに 打低打高の推移を見るため、各指標のリーグ平均値を調べました。(HRと打点は500打席あたり) 「野手がどのような打撃成績を残しやすい環境か」をリーグ間で比較したいので、打撃指標は投手成績を含みません。 防御率4点台の打高シーズンには「★」、防御率2点台の打低シーズンには「★」を付けました。

    セパ年度別 打低打高早見表[1950-2021]
  • 「8番投手」は珍しいのか?投手打順の歴史

    DeNAラミレス監督が奇策!8番に投手、9番に倉起用(デイリースポーツ) (前略) 投手のウィーランドを8番、倉を9番で起用。試合前、指揮官は「ウィーランドは非常にいいスイングをする。 野球IQが高い。倉の調子は悪いが、9番にいることで次の1番につなぐという使い方」と、意図を説明した。 (後略) 今季、ラミレス監督の投手を8番で出場させる起用法が話題を集めています。 上の4月14日の起用は単発に終わり、翌日は「9番投手」に戻っていますが、 5月4日に再び「8番投手」の起用法を取ると、以降は現在まで19試合連続で投手を8番で出場させています。 上の記事では「奇策」と表現されていますが、同じ戦法を取った指揮官は過去にも存在したのでしょうか? 投手を9番で出場させる常識があるからこの戦法が「奇策」と表現される訳ですが、 それは当に常識なのでしょうか?仮に常識だとすればどのくらいの普遍性を

    「8番投手」は珍しいのか?投手打順の歴史
  • 糸井嘉男の成績低下リスクを考える

    オリックス・糸井、国内FA権行使し阪神に移籍(読売新聞) オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使していた糸井嘉男外野手(35)が阪神に移籍することが21日、 分かった。オリックスの長村裕之球団部長がこの日午前、大阪市内で糸井と会い「阪神でプレーさせていただきます。 4年間、当にお世話になりました。感謝しています」と伝えられたと報道陣に明かした。 FA権行使による、糸井嘉男の阪神タイガース移籍が確定しました。 改めて糸井嘉男の打撃成績を眺めてみます。 ※2016年の糸井嘉男は平均と比べて1.48倍の得点生産力を有し(wRC+)、1.10倍のBABIPを記録し(BABIP+)、0.76倍多く三振を喫し(K%-)、 1.42倍多く四球を選び(BB%+)、1.24倍のISOを記録した(ISO+)ことを示す。ISOは「長打率-打率」で算出される長打力の高さを示す。 通算wRC+15

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