ボクシング元世界ヘビー級王者マイク・タイソン氏(47=米国)が、“ペニス偽装”を告白した。英米メディアの電子版によると、タイソン氏は12日発売の自伝「Undisputed Truth(明らかな事実)」の中で、薬物使用を初めて自らの言葉で認めた。00年以降は、薬物使用をごまかすために、ボクシングの試合前に他人の尿を入れた偽物の性器を下半身に着けていたことも明かした。 股間のふくらみは、偽装だった。タイソン氏は著書の中で、わずか38秒でTKO勝ちした00年6月のルー・サバリース(米国)戦で、偽のペニスを使い、薬物検査の陰性反応を得ていたことを明かした。 「試合前に薬物で興奮状態になって、尿検査をごまかす方法を思いついたんだ。偽物の性器に他人のクリーンな尿を入れておいて、それを試合前に着けていたんだ」。その後も自身のスタッフに偽ペニスを持たせ、試合の度に使っていたという。しかし00年10月のアン