足の裏は汗腺がたくさん集まっていて、汗をかきやすい場所です。靴を履くと靴の中に汗がこもり、皮脂と混じります。これが菌やカビが発生する原因となるそうです。 また、汗をかくと靴の中の湿度が上がります。カビは湿度が高いところを好むので、通気性の悪い下駄箱はカビの繁殖に絶好な環境となってしまいます。 革素材に付着したカビは、皮の繊維の奥にカビが入り込んで根付いてしまうため、完全に取り除くことは難しいそうです。表面のカビを拭き取っても、奥からまたカビがはえてしまい、放っておくと素材が変質する原因にもなってしまいます。 カビ菌は下駄箱内を浮遊して繁殖を続け、新品の靴にも移ることがあります。カビを防ぐためにもきちんとしたお手入れを心がけましょう。