平城遷都1300年祭の公式マスコット「せんとくん」の彼女にと、ラブコールを送っていた奈良県葛城市の当麻寺(たいまでら)ゆかりの「中将姫」のマスコットが22日、県庁でせんとくんと初対面した。 中将姫は同寺の国宝・当麻曼荼羅(まんだら)を織り上げたという女性。マスコットは黒髪に赤いリボン、ピンクの和服姿で登場し、せんとくんに恋文を手渡して、5月14日に同寺で営まれる法要「練供養会式(ねりくようえしき)」でのデートを申し込んだ。 熱烈なアタックに、せんとくんは終始、照れた様子だったが、同席した荒井正吾知事から「デートする?」と聞かれると、うれしそうに大きくうなずいていた。