印象派の画家たちと同世代ながら、幻想的な内面世界に目を向けた独特の画風で、今も世界の美術ファンを魅了している画家・ルドン。その初期の作品から晩年に至るまで、さまざまに表現の方法を変えながらも、植物のモチーフを一貫して描いていたという。そこで、彼の描いた“植物”に焦点をあてた世界でも前例のない展覧会を開催。ルドンの描く花を集めた「秘密の花園」とは? 左:《眼をとじて》1900年以降 油彩/カンヴァス 岐阜県美術館蔵 右:《グラン・ブーケ(大きな花束)》1901年 パステル/カンヴァス 三菱一号館美術館蔵 世界各地の主要美術館から約90点が集結!交流で影響を受けた作品も 2018年2月8日(木)から5月20日(日)まで、丸の内の三菱一号館美術館では「ルドンー秘密の花園」展を開催する。今回は、世界有数のルドンコレクションを持つ岐阜県美術館をはじめ、フランスのオルセー美術館やニューヨーク近代美術館