電子たばこを吸うと、肺の細菌やウイルスからの防御能力が奪われるようだ。 急速に普及する 米国ジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院を中心とした研究グループは、オンライン科学誌、プロスワン(PLoS One)誌で2015年2月4日報告した。 電子たばこが急速に普及している。 電子たばことは、細い棒型のパイプの中で電熱線で液体を熱して、蒸気を発生させて、その蒸気を吸うたばこに似せた吸引器を言う。たばこを吸っているような外観とムードがある。気分だけはたばこを吸っているようで禁煙に役立つ効果が期待された。 研究グループによると、積極的な販売攻勢、通常のたばこへの規制強化、たばこに対する健康的な代替品であるという誤解などであると指摘する。 多くの要因によって過去5年間で急速に普及しているというのが米国での状況という。日本でも注目を集めている。 このところ風向きが変わりつつあり、