京都SFフェスティバル2007レポート 大野万紀 今年の京フェスは25周年とか(1982年が第一回のはず)。水鏡子/鳥居定夫は皆勤賞だそうな。大森望はこの前病欠したので、残念。ぼくも(あんまり覚えていないが)何回か抜けたような気がする。 今年はまた10月開催で、10月6日と7日、本会が先で、後合宿の形式。本会の会場は京都教育文化センターだが、会場はいつもより少し狭いように感じた。10月初めの京都はまだ寒くない。糺ノ森では狸たちが忘年会の心配もせず、楽しく暮らしていることだろう。 11時から菊池誠による円城塔へのインタビュー。著者による30ページに及ぶ解説パワーポイントが作られていて、それを見ながらのインタビューというか、突っ込みにボケで返す、鋭いような緩いようなセッションが繰り広げられた。ペンネームは金子邦彦「カオスの紡ぐ夢の中で (小学館文庫) 」の中に出てくる小説「進物史観」の登場プロ