世界中の若者を魅了するアニメやマンガ、ゲームなどのジャパニーズ・サブカルチャー。その源流をたどって行くと、戦後独自の発展を遂げた日本のSF文学に突き当たる。この夏、横浜で開かれた大規模なSFの国際大会でも、日本のSFにあらためて注目が集った。 日本にSFのファンクラブが生まれて50年。伝説的なSF作家たちのグループ、「SF作家クラブ」が結成されて45年。星新一、小松左京、筒井康隆、手塚治虫など、SF作家クラブのメンバーは、文学の枠にとどまらず多方面で縦横の活躍を果たし、黄金の60年代と呼ばれるようになる。鉄腕アトムやウルトラシリーズなどがそこから生まれていった。彼らが育んだSFの「遺伝子」は、70年代半ばから音楽、映画、小説、アニメへと、さまざまなジャンルに広がり、世紀末を挟んで「オタク文化」の豊穣な世界を作り上げて行った。 高度成長期の日本に生まれ、半世紀を経て世界に認められるようになっ
「21世紀を夢見た日々」 2007.10.21 22:00〜23:30 NHK教育「ETV特集」(予定) 少し前から「今後の予定」に掲載していた、NHK「ETV」での日本SF幼年期(の終わり)特集、本日発売の月刊テレビ誌でも予定が掲載されているので、番組欄からその内容を紹介しておきます(変更の可能性もありますが)。 「TV fan」「『21世紀を夢見た日々・SF作家・黄金の60年代』世界から注目を集める日本のSF▽ジャパニーズ・サブカルチャーの源流▽独自の発展と数々の伝説」 「月刊ザ・テレビジョン」「『21世紀を夢見た日々・SF作家・黄金の60年代』(仮)日本SFの50年史▽“日本SF作家クラブ”▽どのように発展し現代日本文化を生み出したのか(変更有)」 出演は筒井さんをはじめ小松左京・豊田有恒・石川喬司各氏ほか(司会/小山薫堂・栗山千明)。日本SF作家クラブ第一回会合の録音テープ?ほか貴
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