最初は連載もので書き始めたものの、最終的には第1章から第5章に分け1つのブログにまとめた。 永久満足版だ。 通常ネットワークセキュリティについて語ると本3冊(上中下)くらい複雑なので長編ご容赦願いたい。 セキュリティが不安になって夜も眠れなくなった方は、最後の結論をまずはお読みくださいな。 ■第1章 秩序型ハッカーに見られる正義 企業(特に大手)とメールのやり取りをしていると、暗号化した添付ファイルとそれを開くためのパスワード(平文)が別便で送られてくることがよくある。 上場企業なら半数くらいだろうか。 意味ないからヤメテ。 意味がないだけならいい。受け取る側がめんどくさいことさえ我慢すればいいから。 問題は、インターネットの仕組みを知らないことを宣言しているようなもので、むしろ危険なんじゃないかと思う。 「うちには番犬もいなければ、銃もありません。玄関の鍵も刑事ドラマのように蹴ったら壊れ