ウイルス感染したパソコンなどから犯行予告が書き込まれ4人が逮捕された事件で、警察庁の片桐裕長官は18日の定例記者会見で、「真犯人でない方を逮捕した可能性が高い。断定されれば関係都府県警がおわびを含めた適切な対応を図る」と述べた。 誤認逮捕の可能性が高まったことから、警視庁など関係都府県警は19日にも合同捜査本部を設置し、威力業務妨害容疑などで捜査を進める。 神奈川県警に逮捕された少年(19)は既に保護観察処分を受けており、捜査当局は処分取り消しに向けた協議を始める。 一連の事件では、横浜市のホームページ(HP)に小学校の襲撃予告を書き込んだとして少年が威力業務妨害容疑で逮捕(保護観察処分)された神奈川県警の事件と、福岡市の無職男性(28)が同容疑などで逮捕(釈放)された警視庁の事件で、いずれも当初否認していた容疑者が捜査の過程で犯行を認めている。これについて、片桐長官はこの日の会見で、「取